『君が落とした青空』で本山佑人役を演じた板垣瑞生にインタビューを行った。
板垣 元々タイムリープに興味がありました。SFやファンタジー作品に出たいと思っていた時期で、日本でSFに出演する機会はあまりないと思いますし、その機会を頂けると聞いて嬉しかったです。
板垣 (福本)莉子ちゃんのテンポがいい感じのお芝居が凄くいいですよね。いつもと違う雰囲気でした。見ていて気持ちよかったです。後半にかけてカメラマンの花村(也寸志)さんの画がすごく素敵で。家でのカット割りや動き含め一つのシーンにかける情熱がすごいと感じました。Yuki監督の力で、小さな街の同じ風景をなかなか変えられない制約がある中で、画的にも構成的にも大きな作品にしてくれたのはすごいなと思いました。この壮大な画がいろいろなものを包み込んでいくという構図が素敵です。
板垣 詳しくは聞いていないんですけど、それを聞いてすごくうれしかったです。撮影では、思い切りやってみて、本番中に何が起こるかっていうライブ感がありました。どんな一回であれYuki監督の本気の一回がありました。
板垣 むしろ現場で作っていきました。僕は本だけではなくて、現場で見てからすり合わせをしていきたくて。現場は衝動というか動きだと思うので、できる準備をして現場ですり合わせていきました。
板垣 以前の撮影現場で「かわいい!」と思って小道具さんに頼んでいただいたんです(笑)この作品の台本を読んでいて、付けてお芝居をしてみようかなって思って持っていきました。
板垣 (笑)度胸はあるのかもしれないですけどあまり気にはしていなかったです。佑人のキャラだとやるかもと思いました。
板垣 撮影中もロケ先の学校に生徒のみなさんがいる中での撮影だったのですが、、キャストのファンの方もいらっしゃったと思うんですけど、気を遣って頂いて声をかけたりはなくて。でも僕はひょっとこのお面を持っていて「誰!?」ってむしろ声援いただいたかもしれないです(笑)
【写真・文/編集部】
付き合いはじめて2年が経つ高校3年生の実結と修弥。“毎月1日は何があっても一緒に映画を観に行く”という約束通り、その日もデートへ向かった2人。しかし、修弥は突然「急用ができた」と言い、どこかへ行ってしまう。最近何かを隠しているような彼の態度に不安を感じていた実結。気まずい空気の中、「もう一度話したい」と戻ってきた修弥に会うため向かった待ち合わせ場所で、彼は実結をかばって交通事故に遭ってしまう――。突然の出来事にパニックになるが、目が覚めると自分の部屋のベッドで朝を迎えていた実結。時間が経つにつれて自分がタイムリープをしていることに気がつき、何度も未来を変えようと1人奔走する中で、彼が隠していたある秘密を知る…。果たして、実結は修弥を救うことができるのか?そして実結が知った真実とは?
『君が落とした青空』は2022年2月18日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開!
監督:Yuki Saito
出演:福本莉子、松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)、板垣瑞生、横田真悠、莉子、矢柴俊博、松本若菜
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022映画『君が落とした青空』製作委員会