ドラマ『マイダイアリー』で「優しさ」に悩む主人公・恩村優希役を演じる清原果耶にインタビューを行った。
社会人1年目の主人公が各話、日常の些細な出来事から学生時代を振り返る構成で、共に過ごした男女5人の群像をノスタルジックに描く完全オリジナルのヒューマンドラマ。主演に清原果耶を迎え、佐野勇斗、吉川愛、見上愛、望月歩らが出演し、物足りなかった人生を変えた“かけがえのない居場所”と何気ない幸せな日々を描いた日曜の夜にそっと心を軽くするヒーリングドラマを届ける。
清原 優しさについて思い悩み、考えている女の子で、本当に優しいと思う場面がいくつもあるんですけど、ガッツがあるなと思う場面もあったりします。そのガッツが何で作られているかと言われると他者への優しさだなと思います。その循環が憧れる役です。誰かのためにと、人のことを思って動いたり話したりする子なので、そこが魅力的です。
清原 繊細な優希を汲み取ってくれるみんながいるから成立する場面がいくつもあります。5人それぞれの優しさを受けて、より優希の優しさが魅力的に見えるし、それによって歯車が動いたりするんだなと思います。
清原 優希はメリットやデメリットで動かないので、そこはよく分かります。そこにいる人と対峙して、何を思うか、何がしたいか何がしたかったかが大事な人なので共感します。
清原 役柄に沿ったように、穏やかに5人の日常が紡がれていっている気がします。イベントごとはあれど大きな波があり続ける作品ではないので、日常の尊さが出会いの感動だったり、輝きを丁寧に切り取っている気がします。
清原 5人でいるときはずっと他愛もない話をしていて毎日が楽しいです。これまでは同世代の方とご一緒する機会があまり多くなかったので新鮮ですし、みんな同じ目線で作品について考えて、作っていく現場がすごく刺激的で楽しいです。
清原 本当に他愛もない話で、昨日はずっとインテリアの話をしていました。昨日は見上愛ちゃんと一緒だったんですけど、私が椅子を探していて朝から晩までずっと椅子の話しをしていました。というような他愛のない話が多いです（笑）
清原 基本的には今に必死なので今何をするか、今何をしたいかに重きを置いているタイプではあるんですけど、たまに一呼吸置いた時に過去のことを思い返すことはあります。
清原 私は優希として現場にいて、人は一人では生きられないし、出会った人とか経験によって今の自分が作られていくということが、どれだけ嬉しくてありがたいことなのかを学ばせていただいています。一人で生きていないと思えるだけで勇気が湧いてくることや、励まされることがたくさんあると思います。このドラマが見てくださった皆様にとって、少しでも温かい存在になればいいなと思います。
ヘアメイク：窪田健吾（aiutare）
スタイリスト：井阪 恵（dynamic）
ブラウス¥37,400、スカート¥37,400／共にソブ（フィルム）、イヤーカフ¥18,700／カスカ（カスカイストリア）
問い合わせ先
カスカイストリア 03-6452-3196
フィルム／ソブ 03-5413-4141
【写真・文／編集部】
『マイダイアリー』最終回は12月22日（日）よる11時30分～放送
※放送終了後、TVerで見逃し配信
出演：清原果耶、佐野勇斗、吉川愛、見上愛、望月歩
©ABCテレビ
