『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の完成披露試写会が4月7日(月)に新宿バルト9で行われ、松田元太(らいおんくん役)、水上恒司(ぞうくん役)、髙石あかり(ぺがさすちゃん役)、藤森慎吾(さるくん役)、蒼井翔太(かばちゃん役)、小澤亜李(うさぎちゃん役)、水瀬いのり(ねこちゃん役)、東山奈央(きりんちゃん役)、大野りりあな(ペロ役)、竹清仁監督、脚本を担当した池田テツヒロが登壇した。

1978年の発売開始より長らく愛され続ける国民的おかし「たべっ子どうぶつ」は、さまざまな動物をかたどったビスケットにその動物のアルファベットが記され、「おいしく、楽しく、食べて学ぶ」をテーマに、日本はもとより世界20か国以上で販売されるギンビス社のロングセラー商品。パッケージにあしらわれたどうぶつたちのキャラクター商品が人気を呼ぶ中で満を持して初のアニメ映画化される。

ロングセラーのおかしのキャラクターが映画化されることに「お菓子のパッケージであったり、グッズもたくさんある。『まじか、映画』と思って」と話す松田は、実際に動く姿を見て「動いているどうぶつたちと、声が入って命が入って宿った姿を見て、より『好きー!』ってなって。みんな『たべっ子どうぶつ』のファンになると思った」と語った。

そんなどうぶつたちについて「みんなかわいいので1人1人に30分くらい話せるくらい見どころがたくさんある」という東山だが、中でも「最も謎に包まれているのはペロちゃんだと思うんです。ペロがどう登場するか想像ついていないと思う」と話し、「この映画は最初から最後までずっとかわいいんです。でも、ペロちゃんの登場でかわいさのギアが一個上がります」とアピール。

ペロ役の大野は、自身が演じたキャラクターについて「すごいかわいくて、元気もりもりで、ちょっといたずらっこなところもあるけど、前向きでみんなと一緒にペロ自身も成長していく」と語った。その大野は「(髙石が演じる)ぺがさすちゃん」が好きだといい、「私も歌が大好きで、ぺがさすちゃんも歌が得意で」と理由を語り、劇中シーンでの「髙石あかりさんの歌声が最高だったので、みなさんにも心の中で一緒に歌ってほっこりしてもらえるといいなと思いました」とおすすめポイントを挙げた。その髙石は「何よりもうれしいです」と笑顔を見せた。

さらに、かわいいだけで世界を救おうとするどうぶつたちにちなんで、“何だけで救うか”を聞かれると、「Travs Japanだけで世界を救いたい」というと会場は拍手に包まれた。一方で「僕もお笑いでと言ってみたいんですけどその自信がない」と笑い、「5か月になる娘がいて、今それを考えたら何でもできちゃう気持ち。5か月の娘のために世界を救うために何でもできる。パパが世界を救う」と語った。

【写真・文/編集部】

『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』は2025年5月1日(木)より全国で公開
配給:TBS・クロックワークス
©ギンビス ©劇場版「たべっ子どうぶつ」製作委員会