愛する息子は殺人犯か、被害者か。それとも―『望み』の主題歌特別映像が解禁された。
高校生の息子が消えたその日、同級生が殺された。幸せだった家族の日常は一変する。息子は犯人なのか。それとも、もう1人の被害者なのか?極限の家族愛を描くサスペンス・エンタテインメントである本作は、ベストセラー・サスペンス小説を、エンターテインメントの旗手・堤幸彦監督により映画化。堤真一演じる一級建築士の石川一登は、自らデザインした優雅な邸宅で、石田ゆり子演じる妻・貴代美や子供たちと幸せな毎日を送っていた。その日常は、ある日突然一変する。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者か―。
今回、森山直太朗が書き下ろした本作の主題歌「落日」のShortVer.を使用した特別映像が「映画『望み』主題歌 森山直太朗「落日」特別映像」として解禁された。本作の監督を務めた堤幸彦が制作を手掛け、自ら監修した映像では、あたたかい光の中で幸せそうな石川家の様子が一変、不穏な雰囲気を漂わせる規士(岡田健史)の姿と切り出しナイフの映像が映される。そのまま行方が分からなくなる規士と残された家族たち。息子は殺人犯なのか、それとも被害者なのか、世間からの批判や飛び交う憶測に感情を揺さぶられながらも一登(堤真一)、貴代美(石田ゆり子)、雅(清原果耶)、家族それぞれの望みが交差する様子が主題歌と共に描かれる。
森山の歌声と合わせて、規士の幼少期の頃の写真や、家族旅行での記念写真など石川家のあたたかい思い出が切り取られるさまや登場人物が葛藤を繰り広げる様子は、涙なしでは見られない映像となっている。この特別映像では、舞台となる石川家をドローンで撮影したカットや、予告編では見ることのなかった今回初めて登場する本編カットもふんだんに盛り込まれ、より映画の世界観も堪能できる仕上がりとなっている。「なんの変哲も無い景色や家族の心の機微を歌に閉じ込めた」と楽曲への思いを語る森山の主題歌の歌詞の世界観と映画の世界が見事にリンクした作品が完成した。
また、森山直太朗の主題歌「落日」は映画公開に先駆けて10月7日(水)より配信が開始される。
堤幸彦(監督)コメント
「落日」をいただいたときは感動しました。文字通りうち震えました。
一言では語れないストーリーの余韻を完璧に表現し、映像化できない映像を視ることができると思います。
堤真一 コメント
どんなことがあろうとも続いていく家族の日常を優しく包んでくれるこの楽曲が、映画にとっての救いになったことは間違いありません。
この家族が最後に見つけた「望み」を、森山さんの歌声から感じとってもらえたらと思います。
主題歌特別映像
映画『望み』は2020年10月9日(金)より全国で公開!
監督:堤幸彦
出演:堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太
配給:KADOKAWA
© 2020「望み」製作委員会