ソフトバンク株式会社は、米国レジェンダリー・エンターテインメント（以下、レジェンダリー）に対し、2億5,000万ドル（約270億円）の出資を行うことについて合意したと発表した。また、両社は特に成長著しい中国およびインド市場において、さまざまなモバイルプラットフォームを利用し、レジェンダリーの持つテレビ番組、デジタルコンテンツ、ライセンス、関連商品やそのほかの付随する知的財産の市場拡大を目指し、合弁会社を設立する。

ソフトバンクによる出資は諸条件を満たした上で、2014年10月中に完了する予定で、これに伴いソフトバンクのバイスチェアマンであるニケシュ・アローラがレジェンダリーの取締役に任命される予定。

レジェンダリーは2005年に設立され、それ以来ワーナー・ブラザーズと共同で「バットマン ビギンズ」「インセプション」「パシフィック・リム」「マン・オブ・スティール」等話題の映画作品を次々と制作してきた。最近では「GODZILLA」を公開した。世界累計興行収入は90億ドル。