image10月に開催される『第28回東京国際映画祭』の記者会見が都内にて行われ、オープニング作品が『ザ・ウォーク』、クロージング作品が『起終点駅 ターミナル』に決定した。

28回目を迎える東京国際映画祭は、会場をいままでの六本木に加えて新宿エリアの3館(新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿)でも上映を行う。また昨年好評だった歌舞伎座での一夜限りのスペシャルイベントも開催される。

国際交流基金アジアセンターとの新たな試みとして、「アジア三面鏡」の発表があり、日本の行定勲、フィリピンのブリランテ・メンドーサ、昨年の東京国際映画祭でも受賞経験があるカンボジアのソト・クォーリーカーの3人の監督がひとつのテーマのもとにオムニバス映画を共同製作する。この作品は来年の本映画祭でワールドプレミア上映される。行定監督は「すごく刺激的。自分が見出せなかった奥底にあるものを引き出させてくれる」と今回の企画を楽しみにしているコメントを、クォーリーカー監督は「日本とカンボジアは共通している部分が多い。文化的なルーツをつなげていきたい」と、メンドーサ監督は「興奮している。3人で作り上げたストーリーをリンクさせ、一本の作品として見て欲しい」と期待を寄せた。

また、本映画祭の審査委員長が、近年では『X-MEN: フューチャー&パスト』などのブライアン・シンガーに決定した。「キャリアの出発点は映画祭。映画祭の重要性を心から理解し、映画祭にまた参加できることをとても楽しみにしている」とコメント。

『第28回東京国際映画祭』は10月22日(木)から31日(土)まで、六本木ヒルズ、新宿バルト9、新宿ピカデリー、TOHOシネマズ 新宿ほかにて開催!
チケットは10月10日(土)よりticket boardにて発売開始!