"キモい芸人"アンガールズが「ナイトクローラー」に扮して登場

ハリウッドがかつて取り上げたことがなかった報道スクープ専門の映像パパラッチを描いた衝撃作『ナイトクローラー』の公開直前イベントが17日、都内で開かれ、アンガールズの田中卓志と山根良顕が登壇した。

刺激的な映像を求めて夜の街を這い回り、次第にエスカレートしていく主人公ルーを演じるジェイク・ギレンホールが、体重を約12kg落として映画史に残る”嫌なやつ”を演じた本作。不気味な主人公ということで、”キモい芸人”日本代表としてアンガールズが日本のナイトクローラーに扮して、ぺっとりした前髪とコケたメイクで登場した。

キモい芸人として呼ばれたことにふたりは「キモいだけで呼んでいいの」と言いつつも「気持ち悪いだけで仕事が来るのは助かる」とコメント。そんな主人公が不気味な作品を見て田中は「今まで見たことがない設定。事故現場にカメラを持って行って売るというのが今っぽい」とコメントした。主人公については「無表情が気持ち悪い。何も言わないほうが気持ち悪い」と、主人公ルーを演じるジェイク・ギレンホールの演技に興味がわいていた様子。山根は「なんか制裁を加えたいと思う」とやりたい放題の主人公に対する感情を語った。

最後に作品について、田中は「内容がめちゃくちゃ面白い。こういう人間もいるんだなって参考に見て欲しい」とコメント、山根は「ホラーじゃなくてゾクゾクする映画。吸い込まれていく映画」とコメントした。

映画『ナイトクローラー』は8月22日（土）よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国で順次公開！