ファンキー加藤が初主演で来年初夏公開予定の映画『サブイボマスク』がクランクアップした。

本作は、ファンキー加藤が演じる熱血バカの春雄が寂れた地元のシャッター商店街をもう一度盛り上げるために、ゆるキャライベントや町コンなどを企画しながら、みんなを笑顔にしようとするもいつもから回りするという物語。

大分県ロケツーリズム推進協議会瀬作第1弾として、大分県全面バックアップのもと、中津市と杵築市で約1か月弱ロケを行った。加藤は「はじめての映画の現場で、クランクイン前日の夜は眠れないくらいのプレッシャーだった」とコメント。「間違いなく僕の人生の中で、一番濃密で、一番たくさんのことを学べて、一番プレッシャーがあったけど思い出に残る日々だった」と振り返り、「スタッフ、共演者が温かく迎え入れてくれて、いろんなことを教えてくれた」と感謝の気持ちを表した。

撮影期間中は一度も東京に戻らず、リセットする時間もなかったという加藤は「カメラが回ってないときでも、普段自分ならしないような『おぅ！』って返事の仕方だったり、完全に春雄になっていたが、それが居心地よかった」とコメントした。撮影については「初男だったらこういうコブシの使いまわしだろうなとか、アクションだろうなと感じていた」と、芝居でしか味わうことのない体験に達成感をにじませた。