桜木紫乃原作の同名小説を映画化した『起終点駅 ターミナル』の完成披露会見が8日に都内で行われ、佐藤浩市、本田翼、中村獅童、和田正人、篠原哲雄監督が出席した。
北海道・釧路で25年間、ただ一人で生きてきた弁護士・鷲田完治(佐藤浩市)が、事件の被告人として現れた敦子(本田翼)と出会い、自身の人生に決着をつけていく―。本作は、釧路で約1ヶ月をかけて撮影した。
北海道・釧路で25年間、ただ一人で生きてきた弁護士・鷲田完治(佐藤浩市)が、事件の被告人として現れた敦子(本田翼)と出会い、自身の人生に決着をつけていく―。本作は、釧路で約1ヶ月をかけて撮影した。
共演相手が本田と聞かされた佐藤は「やばいな、大丈夫かな」と思ったことを告白。しかし、演じているのを見て「自分で吸収していて、本田翼の敦子でよかった」とコメントし、本田は「安心しました」と答えた。また、本田は「この歳で佐藤浩市さんと2人芝居をさせていただくチャンスをもらえた嬉しさがあった」とコメント。
運命を変えた出会いを聞かれた本田は「明るい前向きな役が多かったから、少し孤独を感じさせる女の子は初めて。この作品に出会えたことは女優としての行き方で重要だった。佐藤浩市さんと芝居できたことも大きい」と語った。
撮影で使われるザンギなどを実際に料理したという佐藤は「1日前から下処理をして翌日出させてもらった」と語り、本田は「すごくおいしかった」とコメントした。
映画『起終点駅 ターミナル』は2015年11月7日(土)より全国で公開!
©2015 桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会