『ニューヨーク 眺めのいい部屋』

ジル・シメントのベストセラー小説を映画化した『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』が2016年1月に日本公開される。

本作では、ハリウッドきっての名優モーガン・フリーマンと、アメリカを代表する名女優ダイアン・キートンが初共演する。ロサンゼルス・タイムズから「ほとんど完璧な小説」と言われたジル・シメントによるベストセラー小説をリチャード・ロンクレイン監督が映画化する。

ニューヨーク・ブルックリン。街を一望できるアパートメントの最上階の理想的な部屋に、画家のアレックスと愛妻ルースが住んで40年が経った。しかし、この建物には欠点がひとつだけあった。それはエレベーターがないこと。アレックスが日課となった愛犬泥シートの散歩を終え、5階にある我が家への階段を上り終えて帰宅すると、姪のリリーがアスの準備のために来ていた。夫の今後を心配したルースが、エレベーターのある住居へ引っ越そうとアレックスを説き伏せ、今の住まいを売ることにしたのだ。いよいよアスが購入希望者のためのオープンハウスの日。不動産エージェントをやっているリリーはてぐすね引いて内覧希望者を待ち構えていた。そんな時、ドロシーに異変が起きる。夫妻は5番街の行きつけの動物病院へとタクシーを走らせるが一向に動かない。マンハッタンへ渡る橋の上でタンクローリーが道をふさいでいるらしい。ようやく獣医に観てもらったドロシーはヘルニアを患っており、手術が必要といわれる。翌朝、やる気満々のリリーがお客をつれてやってきた。早速いくつかのオファーが入ると同時に、獣医からドロシーの手術成功の連絡を受け取り、二人は一安心。新居候補を探し始めるルースとアレックスをよそに、タンクローリー事故は一夜にしてテロ事件へと様相を変えていた。果たして、アレックスとルースの見晴らしの良い我が家は誰の手に渡るのか?夫妻の新しい家はどうなるのだろうか。そして、アレックスとルースが最後に下した決断とは―。

『ニューヨーク 眺めのいい部屋』

映画『ニューヨーク 眺めのいい部屋』は2016年1月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、109シネマズ二子玉川ほか全国で順次公開!

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