伝説の天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーが挑む”世紀のチェスマッチ”の真相に迫る映画『PAWN SACRIFICE』が『完全なるチェックメイト』の邦題で、12月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開されることが決定した。
舞台は米ソ冷戦時代、15歳にして全米チャンピオンとなった実在の天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーが、チェス最強国ロシアの絶対王者ボリス・スパスキーに挑んだ国家の威信をかけた世紀の一局を描いた本作。主人公ボビー・フィッシャーを演じるのはトビー・マグワイア。絶対的な才能を持ちながらも、時に理解されがたい奇行を繰り返し変人と言われたボビーを怪演しており、トビーは本作の製作も務めている。
監督を務めるのは『ラスト・サムライ』や『ブラッド・ダイヤモンド』で知られる名匠エドワード・ズウィック。世界中の注目を集めたアメリカとソ連の”世紀の対決”を重厚かつスリリングに描く。
米ソが世界を二分していた冷戦時代。1972年にアイスランドのレイキャビクで開催されたチェスの世界王者決定戦は、両国の威信をかけた”知”の代理戦争として世界中の注目を集めていた。34年間タイトルを保持してきたソ連への挑戦権を獲得したのは、アメリカの若きチェスプレイヤー、ボビー・フィッシャー。IQ187を誇る天才で15歳にして最年少グランドマスターとなった輝かしい経歴の持ち主だが、その思考は突飛で行動は制御不能。謙虚さのカケラもない自信家で、自分の主張が通らないと大事なゲームすら放棄する。そんなモーツァルトにたとえられる奇行の天才が相対するのは、最強の王者、ソ連のボリス・スパスキー。対局一局目、スパスキーに完敗するフィッシャー。残り二十三局、絶対不利と見られたフィッシャーは極限状態の中、常軌を逸した戦略をうちたてる―。二大国家の大統領もフィクサーとして影で動いたと言われる、歴史を揺るがす世紀の一戦で生まれた、今尚語り継がれる”神の一手”の真実が明かされる―!
映画『完全なるチェックメイト』は12月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開!
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