ガイ・リッチー監督が描く新たなバディムービー『コードネーム U.N.C.L.E.』に本人役以外での映画デビューとなるデヴィッド・ベッカムの出演シーンの映像が公開された。

1960年代の人気TVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」を新たな視点で描くスパイ・サスペンス・エンターテイメントである本作は、東西冷戦の真っ只中、CIAとKGBの敏腕エージェントの二人が国境も政治的背景をも超えて手を組み、世界を巻き込む一台テロ事件を阻止する壮大な物語。

CIAで最も有能なエージェントであり、ダンディで美しい女性に目がないナポレオン・ソロ役にヘンリー・カビル（『マン・オブ・スティール』）、KGBに史上最年少で入った超エリート・エージェントで、まじめで几帳面なイリヤ・クリヤキン役にはアーミー・ハマー（『ソーシャル・ネットワーク』『ローン・レンジャー』）、そして物語のカギを握る科学者の娘ギャビー役にアリシア・ヴィキャンデルなどが名を連ねる。

このたび、本作にカメオ出演しており、本人役以外では初の映画出演となるデヴィッド・ベッカムの出演シーン映像が公開された。妻ヴィクトリアがツイッターに「観るのが楽しみ」というコメントとともに、デヴィッドが本作のポスターを指している写真を掲載したことから明らかになった本情報。先日開かれたガイ・リッチーの結婚式にも出席するなど、友人としても繋がっているデヴィッドとガイだが、以前にもデヴィッド主演のH&Mと彼のコラボラインの短編をガイが手がけていたり、全米で2016年7月に公開予定のガイの新作映画『Knights of the Roundtable: King Arthur（原題）』にもカメオ出演することが決定しているなど、二人のコラボレーションが続いている。

デヴィッドにとって本人役以外での映画デビュー作となった本作だが、撮影に参加したのは1日で時間もそれほどかからなかったという。デヴィッドは、小さな役だけどすごい経験になった、とガイに感謝している。また、ガイも「ベッカムの出演は見逃さないように注意する必要があるよ！」と出演を喜んでいるコメントをしている。