実話を元にした映画『ザ・ウォーク』が公開されるのに先駆けて、本作のロバート・ゼメキス監督とプロデューサーのジャック・ラプキーが来日、21日(水)に都内で記者会見が行われた。
不可能とも思える実話を完全映像化した本作。ワールド・トレード・センターのツインタワーにワイヤーロープ一本をつなぎ、命綱なしで空中闊歩に挑む伝説の男フィリップ・プティを演じるのはジョセフ=ゴードン・レヴィット。さらにベン・キングズレー、シャルロット・ルボンが共演する。
不可能とも思える実話を完全映像化した本作。ワールド・トレード・センターのツインタワーにワイヤーロープ一本をつなぎ、命綱なしで空中闊歩に挑む伝説の男フィリップ・プティを演じるのはジョセフ=ゴードン・レヴィット。さらにベン・キングズレー、シャルロット・ルボンが共演する。
『フライト』('13)以来、2年ぶりの来日となるゼメキス監督。さらにこの会見が行われた2015年10月21日は、ゼメキス監督による映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、主人公マーティー・マクフライとドクことドクター・ブラウンらが行く未来の日。質疑応答ではこのことについても話が及んだ。
本作を映像化しようとした理由は「他の芸術ではできないが映画ではできる。プティ自身のキャラクターにも興味があったが、映像化にも興味を持った」と思いを語った。プティに惹かれた理由については「アーティストとしての情熱。極端だけどみな同じ部分を持っているのでは」とコメントした。
ワールド・トレード・センターについて、ニューヨーク出身のラプキーは「映画はプティの話だけど、ワールド・トレード・センターもキャラクターのひとつ。愛情をこめて描いた」と語った。
話は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』に飛び、「今日は古い友人が大変な目に合う予定だがメッセージは」と聞かれ、ゼメキス監督は「時空をいじるな、壊すなと伝えたい」と会場の笑いを誘った。
映画『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より全国で公開!