『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』
年間300万人が訪れ、今や知る日とぞ知る建築物となった世界遺産のサグラダ・ファミリア建築の神秘に迫るドキュメンタリー映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』に、建築業界を飛び越え、さまざまなコメントが到着した。

漫画家のヤマザキマリは「ガウディが地表に種を蒔き、建造に携わる様々な人々の力で天空に向ってそびえ続けるその佇まいは、人間のとらわれない創造性を讃える建築と言うかたちをした果てしない小宇宙だ」とコメント。

建築家の光嶋裕介は「建築には、その建築に携わった人の数だけ『想い』が宿る。この映画を通して私たちは、愛情を注ぎ、情熱をこめながらつくり上げられた幸福な建築の神秘的な姿を目の当たりにする」と建築家ならではのコメントを寄せた。

Casa BRUTUS編集長の松原亨は「ガウディは自分の生きているうちにサグラダ・ファミリアの完成はないと判断した時点で驚くべき策に出る。一面のファサードだけまず造るのだ。まるで映画のセットのようにペラペラの。建築を引き継ぐ人々が、ガウディのやりたかった事を一目で理解できるように」とコメント。

映画『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』は2015年12月12日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開!

© Fontana Film GmbH, 2012