巨匠トム・フーパー監督と、若手演技派俳優エディ・レッドメインが『レ・ミゼラブル』に引き続きタッグを組む映画『The Danish Girl』が『リリーのすべて』の邦題で、2016年3月に全国で公開されることが決定した。
『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を受賞したトム・フーパー監督が『レ・ミゼラブル』以来3年ぶりにメガホンを取るのは、今から80年以上前に世界で始めて性別適合手術を受けたデンマーク人、リリー・エルベの実話に基づく勇気と愛の物語。
主演は『博士と彼女のセオリー』でスティーヴン・ホーキング博士を演じ、英米のアカデミー賞を制覇したエディ・レッドメイン。フーパー監督とは『レ・ミゼラブル』以来の組み合わせとなる。妻のゲルダを演じるのはアリシア・ヴィキャンデル。『コードネーム U.N.C.L.E.』と本作に続き、「ボーン」シリーズ新作のヒロインにも抜擢されている旬の女優。
1930年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。それ以来、”リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそがアイナーの本質なのだと理解するようになる。移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。
映画『リリーのすべて』は2016年3月18日(金)より全国で公開!
原題:The Danish Girl
提供:ユニバーサル映画/製作:ワーキング・タイトル、。プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和
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