『ホテルコパン』
市原隼人主演の白馬村のホテルで巻き起こる”グランドホテル形式”の群像劇『ホテルコパン』が2016年2月より全国で公開されることが決定し、予告編が公開された。

本作は、1998年の長野オリンピックから18年が経った白馬村のホテルコパンに集まった、理由ありの10人の壮絶な山場がぶつかりあう物語。主演に市原隼人のほか、近藤芳正、清水美沙、大沢ひかる、前田公輝、水田芙美子、栗原英雄、大谷幸広、玄理、李麗仙ら、個性豊かな俳優たちが共演する。監督は、短編映画で数々の賞を受賞してきた門馬直人監督で、本作が長編デビュー作となる。

東京で教師をしていた海人祐介(市原隼人)は2年前から長野県白馬村にあるホテルコパンで働いていた。1998年の長野オリンピックで賑わった白馬村も、今ではかつての賑わいが嘘のように閑散としている。オーナーの桜木(近藤芳正)は、オリンピックの時のような活気を取り戻そうと躍起になるのだが簡単に客は集まらない。もう一人の従業員のユリ(玄理)は、そんな桜木を尻目に無愛想に淡々と働いていた。偶然にも数組の宿泊客が訪れることになるが、やってきたひとりの女性客の顔を見て、海人は顔をこわばらせ過呼吸に陥る。その女性・千里(清水美沙)は中学校教師時代に担任した生徒・守(狩野見恭兵)の母親だった。守は中学校でいじめを受けていて海人はいじめから救おうと努力したのだが、努力も虚しく守は自殺をしてしまったのだった。 さらに他の滞在客もそれぞれ問題を抱えていた。カップルの美紀(大沢ひかる)と班目(前田公輝)、多額の負債を抱えている宗教団体の教祖・段来示(栗原英雄)と資産家令嬢・ひかる(水田芙美子)、昔は脚光を浴びていた老女優・舟木(李麗仙)とマネージャーの澤井(大谷幸広)。 ホテルオーナーの桜木もまた、離婚した妻・美智代(遠山景織子)と娘・歩(山田望叶)と偶然再会してしまう。信じてたものを失い、人生の山場を迎える人々。その先に待ち受けるゴール、それぞれの見る未来とは―。

映画『ホテルコパン』は2016年2月13日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国で順次公開!

監督・編集:門馬直人
出演:市原隼人、近藤芳正、大沢ひかる、前田公輝、水田芙美子、栗原英雄、玄理、大谷幸広、李麗仙、清水美沙
主題歌:新山詩織「もう、行かなくちゃ。」
配給:クロックワークス

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