巨匠アレクセイ・ゲルマン監督が15年の製作期間をかけた遺作『神々のたそがれ』の撮影現場を収めたドキュメンタリー映画『PLAYBACK～アレクセイ・ゲルマンの惑星』が12月26日から3日間限定で、渋谷のユーロスペースで上映されることが決定した。

『神々のたそがれ』は、ストルガツキー兄弟の小説「神様はつらい」を原作とし、製作開始から15年の歳月を費やしたSF映画。ゲルマン監督は完成を目前にして急逝し、息子で映画監督のアレクセイ・ゲルマン・Jrが完成させた。

本作は、『神々のたそがれ』の撮影現場を捉えたドキュメンタリー映画。公開を記念してアフタートークが実施される。26日（土）にはミュージシャンで作家の中原昌也と世界的に活躍するバンド「Boris」のAtsuo、28日（月）にはロシア文学者の沼野充義と本作の字幕も手がけたロシア文学研究者の奈倉有里が登壇する。