ミシェル・ウィリアムズ、マティアス・スーナールツ出演最新作『フランス組曲』(来年1月8日公開)の未完の原作小説について、キャストや監督が語る特別映像が公開された。
本作は、アウシュヴィッツで命を奪われたユダヤ人女性作家イレーヌ・ネミロフスキーが、娘に託したトランクに60年以上眠っていた未完の小説「フランス組曲」を原作に、第二次大戦中のドイツ占領下フランスの田舎町で、ピアノの音色が結びつけたフランス人女性とドイツ人将校との恋を中心に、過酷な状況下で懸命に生きる人々の姿を描いた愛の物語。
本作は、アウシュヴィッツで命を奪われたユダヤ人女性作家イレーヌ・ネミロフスキーが、娘に託したトランクに60年以上眠っていた未完の小説「フランス組曲」を原作に、第二次大戦中のドイツ占領下フランスの田舎町で、ピアノの音色が結びつけたフランス人女性とドイツ人将校との恋を中心に、過酷な状況下で懸命に生きる人々の姿を描いた愛の物語。
今回公開された映像は、原作者が命の危険を感じながら必死に書き綴った実際の原稿が映し出されるところから始まる。ソウル・ディブ監督は「この本は単なる小説ではありません。作家の命を奪っても作品は生き残りました」と語る。映像には、原作者の孫も登場し、「占領下の時期が特につらかったと祖母は言っていました。敵が急に身近な存在になったからでしょう。ドイツ兵の名を知り言葉を交わし共に生活をするのです。敵がどんな人間かも知らずに打ち合うのとはわけが違います」と、まさに本作で描かれている人々と同様の苦痛を原作者自身が抱えていたことを語っている。
映画『フランス組曲』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督・脚本:ソウル・ディブ
原作:「フランス組曲」イレーヌ・ネミロフスキー著(白水社)
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリスティン・スコット・トーマス、マティアス・スーナールツ
配給:ロングライド
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