本年度のカンヌ国際映画祭でパルムドール〈最高賞〉を受賞したジャック・オディアール監督『ディーパンの闘い』の予告編とポスタービジュアルが公開された。
カンヌ国際映画祭での上映では、審査委員長のコーエン兄弟から「最高!」と絶賛され、グザヴィエ・ドランら気鋭審査員らの満場一致のもと、『キャロル』などの話題作を抑えて最高賞のパルムドールに輝いた本作。内戦下のスリランカを逃れ、フランスに入国するため、偽装家族となる元兵士ディーパンと女と少女の物語で、人種、宗教、移民問題にゆれるヨーロッパの今を背景にしながら、暴力や闘いを捨て、愛や家族の絆をつかもうとする個の闘いを圧倒的かつスタイリッシュに描いた人間ドラマ。
カンヌ国際映画祭での上映では、審査委員長のコーエン兄弟から「最高!」と絶賛され、グザヴィエ・ドランら気鋭審査員らの満場一致のもと、『キャロル』などの話題作を抑えて最高賞のパルムドールに輝いた本作。内戦下のスリランカを逃れ、フランスに入国するため、偽装家族となる元兵士ディーパンと女と少女の物語で、人種、宗教、移民問題にゆれるヨーロッパの今を背景にしながら、暴力や闘いを捨て、愛や家族の絆をつかもうとする個の闘いを圧倒的かつスタイリッシュに描いた人間ドラマ。
今回公開された予告編では、燃え盛る炎をバックにしたディーパンの横顔、「嘘の夫、嘘の娘、すべて嘘・・・」と告白する女のモノローグ、団地での抗争シーンなどが重ねられていく。スリランカを脱出し、パリ郊外の団地で不安げに暮しだした見ず知らずの3人の生活が、緊張感を漂わせながら映し出され、ひとときも目を離せない。
同時に公開された日本版のポスタービジュアルでは、原題でもある”DHEEPAN”のアルファベットの文字の中に、黒煙の立ち上る車や、スリランカの衣装に身を包んだ少女と女など、本編の一部を切り取ったような印象的な写真が並ぶ。
映画『ディーパンの闘い』は2016年2月12日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、大阪ステーションシティシネマほか全国公開!
監督:ジャック・オディアール
出演:アントニーターサン・ジェスターサン、カレアスワリ・スリニバサン、カラウタヤニ・ヴィナシタンビ
配給:ロングライド
2015年/フランス/115分
©2015 WHY NOT PRODUCTIONS - PAGE 114 - FRANCE 2 CINÉMA