『完全なるチェックメイト』イベント(ダチョウ倶楽部)1

伝説の天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーが挑む<世紀のチェスマッチ>の真実に迫る映画『完全なるチェックメイト』の公開を記念して21日(月)、都内でイベントが行われ、ダチョウ倶楽部の3人(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)が出席した。

本作は、米ソ冷戦時代、稀代の”変わり者”にして天才のボビーフィッシャーが、チェス最強国ロシアの絶対王者ボリス・スパスキーに挑んだ、国家の威信をかけた世紀の一局を描いた実話。

ダチョウ倶楽部の3人は、歴史を動かした世紀の大勝負を描いた本作にちなんで今年挑戦した大勝負をテーマにしたトークや、”変わり者”ボビー・フィッシャーを描いていることにちなんでダチョウ倶楽部メンバーの変わり者エピソードを披露した。

タキシード姿にチェス盤をイメージした白黒の格子模様の蝶ネクタイを着用して、お決まりの掛け声「ヤー!」で登場したダチョウ倶楽部の3名は、登壇すると持ちギャクの「どうぞどうぞ」を披露するなど、会場を一気にダチョウワールドに引き込んだ。

本作を既に鑑賞した上島は、「天才ってやっぱりすごいんだな。手に汗に握りました」と熱く語り、リーダーの肥後は「僕みたいにチェスのルールがわからなくても凄く面白く観られる作品」とコメント、さらに寺門は「国を背負った対決で、限界までプレシャーをかけられたら人間はどういう行動を起こすのか、という部分もじっくり描かれていて竜ちゃんが追い込まれていく状況に似ていた。是非とも観てほしい」と早速本作をアピールした。

世紀の一戦をかけた大勝負を描いた作品であることにちなみ、ダチョウ倶楽部が今年やった大勝負を聞かれると、肥後は「大勝負・・・ないねー、でも細かい勝負は毎回していますよ!今年になってまた新しいギャグを作るという勝負をしています」と話すと、新ネタを2連発で披露し、会場を大いに沸かせた。

また、天才が故の変わり者である本作の主人公にちなみ、ダチョウ倶楽部の変わり者エピソードを聞かれると、トリオ一&芸能界一の変わり者で有名な寺門は「僕にとっては、ボビー・フィッシャーは普通です。かなり僕と感性が近いものがある」と主人公に共感し、「”変わっている”と言われることが嬉しい、人と同じなんて嫌だ」と持論を展開した。

今回「そんなお前にチェックメイト」という隠れたギャグが起用の理由だと明かした上島は、ネタについて「10年ほど前にちょっと使って封印したネタ。昔は『王手!』と叫ぶギャグだったんですが、有吉に『チェックメイト』の方が良いと言われ、有吉から3000円で買ったネタです(笑)」とギャグ誕生の秘密を明かした。「いまだにこのギャグの使い方がいまいち分からない。使う機会をいただけたことに感謝しています」とコメントした。

最後に「12月25日より封切になります『完全なるチェックメイト』、ご覧になるあなたのハートにチェックメイト!」と本作のPRと、今まで封印されていたギャグとのコラボレーションが実現した。

『完全なるチェックメイト』イベント(ダチョウ倶楽部)4

『完全なるチェックメイト』

映画『完全なるチェックメイト』は12月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開!

監督:エドワード・ズウィック
出演:トビー・マグワイア、ピーター・サースガード、リーヴ・シュレイバー
配給:ギャガ
2015年/アメリカ/115分

©2014 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved. Photo Credit: Tony Rivetti Jr.