深紅に染まる山頂(クリムゾン・ピーク)にそびえ立つ屋敷の秘密をめぐる本作。父親と一緒に暮らす主人公・イーディスは、墓場の彼方から現れた母親から「クリムゾン・ピークに気をつけろ。」と不思議な警告を受けとる。大人になったイーディスは結婚し、新たな生活に慣れるにつれ、悪夢のような幻影や深紅の亡霊たちが姿を現し始める。
この日行われたプレミアイベントの上映後に、2015年にその独特なキャラクターで大ブレイクを果たした女芸人コンビ・おかずクラブの2人、オカリナとゆいPが登壇し、本作のストーリーにちなんだ3つのキーワード、「謎」・「恋愛」・「過去」にちなんだ質問に答えるトークイベントが行われた。本作のキャストをイメージし、オカリナは真っ赤なドレス、ゆいPは純白のドレスで、映画さながらの豪華絢爛な世界を表現した。
初めに映画の感想を聞かれ、オカリナは「怖かったです!観ていてドキドキした」と答え、その理由として「幽霊は戦えないじゃない。戦えないのは怖いじゃないですか」とコメントした。また、2015年にブレイクを果たした2人だが、ピークな年がどんな年だったかと聞かれ、ゆいPは「去年は序章でした。今年が勝負だと思ってますから!」と答え、オカリナも「転換期でしたね。去年がピークだなんて、あなたつまみ出すわよ」とコメントした。
ここから3つのキーワードについてのトークが行われ、初めに「謎」を解き明かすお互いの”秘密”を聞かれ、ゆいPは「365日一緒なんですよね」とコメントした上で、オカリナは「一度だけ足の小指の爪がはがれたことかな」と告白。ゆいPは「いきなり戸惑いますよ」と驚いた様子で、その状況について「小さい頃に、公園に好きな人がいて思いっきり逃げた時に小指をぶつけて爪が」とコメントした。ゆいPは「コントで使っていた白粉がなくなって、オカリナさん騒いでたけど、実は私の家にあった」と話すと、オカリナは「ちょっと!あんなに私のこと責め立てたじゃない!8人くらいから責められたんですよ」とコメントした。
続いて「恋愛」について、本作ではトム・ヒドルストン演じる怪しいけれども魅力的なトーマスと、チャーリー・ハナム演じる幼馴染でやさしいアランという2人の男性がイーディスをめぐる三角関係となるが、どちらがタイプかという質問に、オカリナは「断然、アランでしょ!なんでトーマスに惹かれるのか分からない」と即答し、ゆいPは「優しい男が一番ですからね。昔ならミステリアスなトーマスに走ってたかもしれないけどね、いい年になったので誠実なアランを選びますよ」と現実的とも取れる答えをした。
3つ目の「過去」について、トーマスとジェシカ・チャステイン演じるルシールの過去が重要なキーワードになっているが、1週間後の成人の日に合わせ、当時のエピソードが披露された。20歳の頃の写真が公開され、ゆいPは「恥ずかしい!今より20キロやせてるときです。桜美林のベッキーって言われてましたからね」と話し、オカリナは「目鼻立ちはハッキリしてるからね」とコメントした。続いて公開されたオカリナの写真には、「ファッション雑誌で読んで、髪の毛を一度全部剃るとキレイになるって聞いて剃ったんです。これはちょっと伸びた頃ですね。眉毛も全部剃っていた」と驚きの過去を告白した。
最後に本作について、ゆいPは「衣装もすべて素敵で、女性が憧れるようなお洋服がたくさん出てくるんです!屋敷の中も隅々まで美しくて、怖いけど、最後まで観ちゃうと思います」、オカリナは「怖いのが苦手な人は誰か誘って観に行ったらいいですよ。映像の美しさで吹き飛ぶと思います」と観客へメッセージを送った。
映画『クリムゾン・ピーク』は2016年1月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ミア・ワシコウスカ、トム・ヒドルストン、ジェシカ・チャステイン、チャーリー・ハナム
配給:東宝東和
2015年/アメリカ/119分
(R15+)
(C)Universal Pictures.