本作は、目覚める度に外見、性別、年齢が変わってしまうという主人公ウジンと、ウジンが恋に落ちた女性イスが織りなす、一風変わったラブストーリー。主人公ウジンを演じるのは、ユ・ヨンソク、イ・ジヌク、パク・ソジュン、ソ・ガンジュン、パク・シネなど韓国が誇る人気俳優・女優たちのほか、上野樹里を含めて総勢123人で演じるという豪華なキャスティングが実現した。
カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルで三冠グランプリを受賞したインテル×東芝が製作したソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」(2013)を原案に、韓国のCM界を代表するペク監督が映画化を切望し、ヒロインに『王になった男』や日本映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』に出演する韓国の大人気女優ハン・ヒョジュを起用して作り上げたファンタジック・ラブストーリーである本作。
この日は、公開に先駆けて来日中のハン・ヒョジュを迎えて登壇イベントが行われた。壇上に姿を現したヒョジュは、シンプルな黒のミニドレスを纏い、声援の飛ぶ客席に向かって優しく手を振った。「みなさんこんばんは、ハン・ヒョジュです。こんなに出会えて嬉しいです。楽しんで行って下さい」と流ちょうな日本語の挨拶で会場の観客を驚かせた。
作品の感想を聞かれ、「とっても綺麗な映画。ストーリーも映像も音楽もとにかく綺麗。(主人公のウジンはその役柄から沢山の役者が演じるため)たくさん登場する俳優・女優さんもかっこ良く美しいです」とにっこりと微笑んだ。
その特殊な主人公の設定から、シーンごとに相手が変わることについて、演じるのは大変だったのでは?という質問には、「ひとつの作品でこんなにたくさんのすばらしい俳優さんと出会えたのは大変光栄なこと。大変というよりは毎日新しい出会いがあって、そのすべてが大切な経験になりました。ひとつも逃さないで楽しみたいと思って演じていました」とコメントした。一番気の合った俳優さんは?と言われたヒョジュ「大変ツラい質問です(笑)パク・ソジュンさんも上野樹里さんも素晴らしかった。その他の方も・・・難しい質問です(笑)」と、はにかみながらも困った様子。最後はMCの誘導に「ぜひこの後ご覧になった観客のみなさんに委ねたいです」と答えた。
劇中の寿司を食べるシーンにちなみ、日本食は召し上がりますか?の質問には「食べます!納豆、ハチミツ梅干し、焼き魚、(大根)おろし、とろろが好きです」と渋いチョイスに客席を沸かせる一幕も。
日本からの共演者、上野樹里の印象を聞かれると、「以前から共演したかったのでとても嬉しかった、素晴らしい女優さん。彼女は準備万端で私たちにたくさんの良い影響を与えてくれました。監督とも認め合っていました。とても感謝しています」と気持ちを述べ、日本語で会話しました?と聞かれると「何気ないことを話しました。樹里さんは韓国語も勉強してきて話してくれました」と答えた。フォトセッション時には、客席の声に答え、はにかみながら手でハートマークを作るシーンも。最後は客席に向かって優しく手を振りながら舞台挨拶は終了した。
映画『ビューティー・インサイド』は2016年1月22日(金)よりTOHOシネマズ 新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開!
監督:ペク
出演:ハン・ヒョジュ、パク・ソジュン、上野樹里、イ・ジヌク、キム・ジュヒョク、ユ・ヨンソクほか
配給:ギャガ・プラス
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