本作は、1974年に当時世界一の高さを誇ったワールド・トレード・センターの間をワイヤーロープ一本でつなぎ、高さ411mを命綱なしの空中闊歩に挑んだ男フィリップ・プティの、誰もが不可能と思う夢を実現し歴史を変えた姿を、『フォレスト・ガンプ/一期一会』でアカデミー賞を手にした巨匠、ロバート・ゼメキス監督が圧倒的3Dで描く感動の実話。
本作の主人公プティが挑戦したワイヤーウォークさながらのセットが準備された会場に出川は、「ヤバい男の物語は日本一ヤバい男が宣伝しないと!それは僕しかいない!」と笑顔で登場。MCの有村昆から意気込みを聞かれると、「ただ渡るだけではなく、映画のPRコメントを話しながら渡りますよ!そこがサ、サッシャー、シャッターチャンスですから!」と噛みながらも熱意を語った。
余裕の表情で渡り始めた出川だが、スモークがたかれるとそこはまるで雲の上のようになり、風速30mの爆風が襲い掛かる。さらにとんできた新聞紙が出川の顔面を直撃し、「痛い!見えない!」と手探りで歩き始めた。ついに渡り終えるという直前には、ボールが次々と投げ込まれ、苦悶の表情を浮かべる出川さんに会場は爆笑に包まれた。そんな中でも、宣言通り、『ザ・ウォーク』は今週土曜日公開でございます!何がすごいかと言うと、3D映像がとにかくすごい!痛い!でもそれよりすごいのが、この物語!実話でございます!なぜ命綱もつけずにこんな事をしたのか!WHY!この挑戦に感銘を受けました!!とにかくぜひ劇場で観てください!」と作品をPRした。
渡り終えた出川は、新聞が顔面に当たったことについて「正直、ありがとうと思いました」とリアクション芸人ならではの本音をこぼした。プティが行った挑戦を想像し、「プティはリアルに命綱なしで高さ411m、2.2センチ幅の細いワイヤーの上を
渡ったので、こんな生ぬるいのじゃ恥ずかしいよ!」とコメントし、「こんなにすごい事をリアルにやっちゃうプティの生き方がすごいと思った。映画を観たら絶対何か感じると思います。すごいパワーをもらえますから!」と語った。
最後に有村が「何もないからっぽな人生は死んでるのと同じというセリフが劇中にありますが、人生の一歩を踏み出す勇気をもらえる作品ですよね」と話すと、「そういうの先に教えといてよ!」と不満げに語り、有村のコメントを丸パクリしたメッセージを贈ってイベントは終了した。
映画『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より全国で公開!
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ベン・キングズレー、シャルロット・ルボン、ジェームズ・バッジ・デール
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント