リリー・フランキー15年ぶりの単独主演作『シェル・コレクター』が日本に先駆けてワールドプレミア上映される「第45回ロッテルダム国際映画祭」に主演のリリー・フランキー、橋本愛、坪田義史監督、牧野貴（抽象映像監督）が参加することが決定した。

ピューリッツァー賞受賞作家アンソニー・ドーアの同名小説を原作に、デビュー作『美代子阿佐ヶ谷気分』が各国の映画祭で絶賛された坪田義史監督が、舞台を沖縄に置き換えて撮影した本作。主人公で盲目の貝類学者をリリー・フランキーが演じ、寺島しのぶ、橋本愛、池松壮亮といった豪華共演者が脇を固める。

今回、参加するのは第45回ロッテルダム国際映画祭で、本作は同映画祭のBright Future部門に正式出品されることが決定している。同映画祭は1月27日より開催され、本作は31日（現地時間）に上映される。

坪田監督は、前作『美代子阿佐ヶ谷気分』が、第39回ロッテルダム国際映画祭コンペティション部門に出品され、大きな評価を受けている。また、本作で抽象映像監督を務めた牧野貴の短編『cinema concret』が、同映画祭の短編部門タイガーアワードコンペに出品されることも決定しており、30日・31日に上映される。