オランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団初のドキュメンタリー映画『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』の本編上映前に楽団員によるコメント映像が上映されることが決定し、今回その一部映像が公開された。
本作は、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルと並ぶ世界三大オーケストラであるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が創立125周年を記念して行ったワールドツアーを追ったドキュメンタリー映画。英グラモフォン誌が世界のオーケストラ2014年第1位に選出しており、世界No.1 オーケストラでありながら、飾らず、ひたむきな楽団員たちが奏でる魂の音色が世界をつなぎ、温もりのある演奏が心に響く。
今回公開されたコメント映像(一部)では、どんな作品かという問いに対して、首席フルート奏者のケルステン・マッコールが「私たちオーケストラを描いたものであり、音楽そのもの」と答え、首席ファゴット奏者グスターボ・ヌニェスは「音楽がなければ世界はどうなるのかを考えさせる作品だ」と語っている。
本コメント映像は、公開日より劇場にて本編上映前に上映される。1週目にはコントラバス奏者と打楽器奏者、2週目にはフルート奏者とファゴット奏者のインタビューが上映される予定。普段あまり聞くことのない楽団員たちの生の声を聞く貴重なチャンスをお見逃しなく。
映画『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』は2016年1月30日(土)より渋谷ユーロスペースほかにて公開!
監督:エディ・ホニグマン
出演:ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽
配給:SDP
2014年/オランダ/98分
(C)2014 Cobos Films & AVRO