アカデミー賞受賞俳優モーガン・フリーマンとダイアン・キートンが共演する『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』の婚活イベント付き試写会が26日（火）に渋谷で行われ、品川庄司のふたりが登壇してトークイベントが行われた。

ニューヨークでもっとも注目を浴びるエリア、ブルックリンで最上階の物件に暮らす夫婦が、エレベーターがないという欠点のために売ることを決意するが、夫婦の身に起きるドタバタを通じて、心の絆を再確認できるドラマである本作。今回、そのような夫婦を描いた映画にあやかって、一生のパートナーにめぐり合うための婚活イベントに、芸能界きっての愛妻家として知られる品川庄司の品川祐と庄司智春が登壇してトークイベントが行われた。

この日、映画の撮影の関係でひげを生やしたまま参加した品川は「モーガン・フリーマンを意識してる」と場内を笑わせ、庄司は「似てないです」とするどい突っ込みを入れ、トークイベントが始まった。

映画の感想を聞かれ、品川は「なんかいいよね。40年間連れ添った夫婦の雰囲気から始まって、じんわりできるっていう映画」と日常を描いた本作ならではの感動を味わっている様子。監督としても活躍する品川だが「映画を見るときはお客さんとして楽しんでます」とコメントした。

どちらも名優、名女優として知られるモーガン・フリーマンとダイアン・キートンの共演については「おしゃれなんですよ」と品川が話すと、庄司も「いちいちおしゃれ」と同意し、ふたりの生き方に憧れている様子だった。庄司は「40年間連れ添った夫婦で、僕は結婚7年目に入ってるけど、このふたりのようにおしゃれな幹二で愛情があって向き合えていられるかなっていう憧れのふたりになりました。こうなりたい」と語った。品川はポイントとして「結構すぐ喧嘩する。でも、もう仲直りしている」と夫婦のうまくいっている点を語った。

婚活イベントということで、結婚を決めた理由を聞かれた品川は「喧嘩がない。天然な感じが笑っちゃう」と喧嘩したことがないと明かし、「結果向こうが大人だと思う。僕がわがまま言ってもうまくコントロールする」と意外な一面を明かした。庄司も「家ではおとなしいんですよ」と暴露した。

それに対して、喧嘩をするという庄司だが「噛んじゃうから言い返せないんで、死んだふりをする」とコメントし、品川に「あまりに噛むから絵本を読ませてもらえない」と明かされた。

映画では、築40年のアパートメントが高額で売買されるというシーンがあるが、品川は「びっくりした」と驚いている様子で興奮気味に語った。そこから庄司が最近買ったという新居について話が及ぶと「細かい数字は知らない」としながらも「ふたりで75歳までローン」とコメントした。