『猫なんかよんでもこない。』メイキング (1)

猫好きの、猫好きによる、猫好きのための人気コミックを実写映画化した『猫なんかよんでもこない。』のメイキング映像が公開された。

三十路寸前の不器用な男・ミツオと、愛猫チンとクロとの日常をとぼけたセリフと柔らかなタッチで綴った本作。風間俊介演じるミツオと並んで主役を張っているのが、2匹の猫チンとクロ。撮影では、子猫時代と大人時代の2組のチンとクロが出演している。

子猫時代のチンクロは、スタッフが飼い始めたばかりの2匹の子猫を起用。名前は役名と同じく”チン”と”クロ”。撮影直前に飼い主としばしの別れを告げ、名動物トレーナーの佐々木道弘氏(佐々木動物プロダクション)の元で、映画撮影のための基本的な特訓を受けた。

大人時代のチンクロは、オーディションで選ばれた女優猫たち。チン役には人なつっこい”のりこ”(5際)が、クロ役にはなぜか猫が苦手な”りんご”(8歳くらい?)が起用された。のりこは、CMやバラエティ番組でも大活躍中のやんちゃな女の子で、隙を見つけては人の背中に飛び乗り甘えるしぐさも見せる。りんごは「待て」・「おいで」の指示通りに動ける芸達者な猫だが、なぜか人間好きの猫嫌いで、猫やぬいぐるみが近づくだけで「シャーッ」と威嚇するので、ケンカシーンの撮影もなんなくクリアし、スタッフから拍手喝采を浴びていた。

『猫なんかよんでもこない。』メイキング (2)

『猫なんかよんでもこない。』メイキング (3)

『猫なんかよんでもこない。』メイキング (4)

『猫なんかよんでもこない。』メイキング (5)

『猫なんかよんでもこない。』

メイキング映像・コドモ編

メイキング映像・オトナ編

映画『猫なんかよんでもこない。』は2016年1月30日(土)より全国で公開!

監督・脚本:山本透
出演:風間俊介、つるの剛士、松岡茉優
配給:東京テアトル
2015年/日本/103分

(C)2015 杉作・実業之日本社/「猫なんかよんでもこない。」製作委員会