松山ケンイチ主演『珍遊記』の公開に先駆けて、本編冒頭シーン6分間の映像が公開された。

週刊少年ジャンプにて連載された孤高の漫画家・漫☆画太郎による伝説のギャグ漫画を実写映画化した本作。主人公の山田太郎を演じる松山ケンイチ、倉科カナ、溝端淳平、田山涼成、笹野高史、温水洋一、ピエール瀧と豪華キャストが名を連ねる。

今回公開された本編冒頭シーンは、倉科カナ演じる、徳を積む修行の旅をする坊主・玄奘が山のふもとのとあるボロい一軒家で、じじい（田山涼成）とばばあ（笹野高史）と真剣な面持ちで向かい合うところから始まる。映画で最初のセリフであり、予告編にも収められ大きな話題となった玄奘の「ち○こ･･･で、ございますか」や、じじいとばばあが語る太郎出生の秘密、さらに玄奘の法力“乳房矯正具脱着（ブラホックオフ）”で、ばばあのみならずじじいのブラジャーのホックを一瞬にして外すという驚異的な力を見せつけるというてんこ盛りの約6分間の映像となっている。主人公の山田太郎は出てこないが、シリアスさの中で繰り広げられる会話内容のギャップに思わず笑ってしまう仕上がりだ。