18世紀の朝鮮王朝を舞台に、衝撃の史実を基に描く『王の運命―歴史を変えた八日間―』が6月より全国で順次公開されることが決定した。
本作は、李朝最大の謎とも言われ、18世紀の朝鮮王朝における王権争いが激化した時代を舞台に、朝鮮第21代目の王・英祖(ヨンジョ)と、実の息子・思悼(サド)、そして思悼の子として朝鮮後期最高の聖君となる第22代イ・サンの誕生まで、56年間にわたる歴史に存在した人々の心情を丁寧にひもとき、韓流時代劇ファンには広く知られている1762年の「米びつ事件(壬午士禍)」を中心とした史実を忠実に映画化した。
非情な王である英祖を韓国映画界を代表する国民的俳優ソン・ガンホ、その息子の思悼世子を数々のドラマや映画で活躍し昨年公開『ベテラン』の大ヒットが記憶に新しいユ・アイン、英祖の妻であり思悼世子の母・暎嬪をチョン・ヘジン、思悼世子の息子・正祖には『会社員』以来3年ぶりにスクリーンに戻ってきたソ・ジソプが演じる。監督を務めるのは『王の男』で1200万人の観客動員を記録した実績を持つ実力派監督のイ・ジュニク。
本作は、韓国で公開初日に26万人の観客動員を記録し、青龍映画賞や、韓国映画評論家協会賞作品賞など数多くの栄冠を獲得。さらに韓国映画記者協会主催の2015年度「今年の映画賞」で栄えある作品賞に選ばれ、ユ・アインは主演男優賞、チョン・ヘジンが助演女優賞を獲得、本年度アカデミー賞外国語映画賞の韓国代表作に選ばれるなど快挙を成し遂げた。
映画『王の運命―歴史を変えた八日間―』は2016年6月よりシネマート新宿ほか全国で順次公開!
監督:イ・ジュニク
出演:ソン・ガンホ、ユ・アイン、ムン・グニョン、キム・ヘス、チョン・ヘジン、ソ・ジソプ
2015年/韓国/125分
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