激動の朝鮮半島でレジスタンスたちを待ち受けていた非情な運命とは―「暗殺」7月公開決定

韓国で1270万人を動員した『암살（原題）／ASSASSINATION（英題）』が『暗殺』の邦題で7月より全国で公開されることが決定した。

日本統治下で朝鮮半島激動の1930年代を舞台に、名前も残さず消えていったレジスタンスたちの運命を描いた本作。2015年に韓国で公開されると、親日派を暗殺するという時代に翻弄された人々の姿を描く刺激的な内容にもかかわらず、歴代興収トップ10に入る、1270万人を動員する大ヒットを記録し、青龍映画賞では作品賞を受賞した話題作。独立軍最高のスナイパーを演じるのは、『猟奇的な彼女』で日本でも人気の高いチョン・ジヒョン。冷徹な臨時政府の警務隊長には、『新しき世界』のイ・ジョンジェ。独立軍の暗殺を依頼される殺し屋“ハワイ・ピストル”役には、『テロ，ライブ』『ベルリンファイル』など出演作が必ずヒットすると言われるハ・ジョンウが演じる。また、イ・ギョンヨン、オ・ダルス、チョ・ジヌン、チョ・スンウなど韓国映画界を代表する実力派俳優が共演する。メガホンを取るのは、『10人の泥棒たち』のアクションで高い評価を得たチェ・ドンフン監督。

1933年、中国・杭州に設けられた韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン、速射砲、爆弾専門家の3人を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長で、日本政府の密偵であるヨム・ソクチンは、彼らを招集する一方、仲間と政府を裏切り、巨額の報酬でハワイ・ピストルと呼ばれる殺し屋に暗殺団3名の殺害を依頼する。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のために上海から京城（現・ソウル）へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた―。祖国独立への強い信念と裏切りが交錯する混沌とした時代の中でレジスタンスたちに待ち受ける運命とは―。

映画『暗殺』は2016年7月よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国で順次公開！

監督：チェ･ドンフン
出演：チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウ、オ・ダルス、チョ・ジヌン、チェ・ドクムン
配給：ハーク