シリーズ総部数550万部超の本格ミステリー「天才探偵・御手洗潔シリーズ」初の映画化にあたり、原作・島田荘司が「相棒」シリーズの和泉聖治監督と手を組み、新たに構成を考案。NHK連続テレビ小説「あさが来た」でも話題の玉木宏が新たな探偵ヒーロー・御手洗潔を演じ、広島県福山市を舞台にシリーズ最大の難事件に挑む、本格ミステリーエンタテインメントが誕生。
「難しい事件でしたら、よろこんで」と豪語する、人よりも謎を愛する脳科学者ミタライ(玉木宏)。そんなミタライに新作出版のために難事件を持ちかけた編集者の小川みゆき(広瀬アリス)。ミタライと小川みゆきは、半年の間に次々と6体もの死体が流れ着いている事件を解決するため現地へ飛ぶが、続いて向かった福山で、女性変死体事件と居比家誘拐殺人事件が発生し、福山署の刑事課長・黒田優作(小倉久寛)の協力を得て捜査を進めることになる。3つの難事件のひとつ、居比家誘拐殺人事件で、ベビーシッターをしていて巻き込まれ、腹部を刺された看護学生の辰見洋子(谷村美月)の恋人・小坂井准一(要潤)が学芸員を務める西京文化センターには、幕末の歴史を研究する大学の准教授・滝沢加奈子(石田ひかり)が資料を調べるために訪れるが、 「星籠(せいろ)」 について調べ始めた頃から、彼女の身の回りで不穏な出来事が起こるようになる。福山の有力企業、西京化学工業の社長・槙田邦彦(吉田栄作)は、若くして渡米してビジネスマンとして成功し、経営難に陥った同社を立て直した。アジア最大の水族館建設を計画中でもある。一見、何の関連もないように見えるこれらの出来事、そして人々が複雑に絡み合い、「星籠(せいろ)」の謎と全てがつながっていることをつきとめるミタライ。徐々にパズルのピースが揃い、次第に浮かび上がってくる容疑者は―。ミタライの謎解きだけでなく、複雑な人間ドラマを織りなす緊迫感あふれるキャスト陣の演技からも目が離せない。
また、本作のロケ地である広島県福山市にて、全国公開に先駆けた5月18日(水)、玉木宏と広瀬アリスの舞台挨拶付き特別上映会の開催が決定した。詳細は公式ウェブサイトにて。
映画『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』は2016年6月4日(土)より全国で公開!
監督:和泉聖治
出演:玉木宏、広瀬アリス、石田ひかり、要潤、谷村美月、小倉久寛、吉田栄作
原作:島田荘司「星籠の海」(講談社刊)
配給:東映
(C)2016 映画「星籠の海」製作委員会