『モヒカン故郷に帰る』前田敦子(ウェディング) (1)

沖田修一監督オリジナル脚本最新作『モヒカン故郷に帰る』の劇中で前田敦子が演じる由佳のウェディングドレス姿が公開された。

モヒカン頭がトレードマークの売れないバンドマン永吉が、恋人を連れて故郷・広島に帰ると父親のガンが発覚。最高で最強の家族が繰り広げるドタバタを描いた笑って泣ける現代版究極のホームドラマである本作。オリジナル脚本で挑む沖田修一監督の元に、松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大という豪華キャストが集結している。

今回、劇中で前田敦子が演じる由佳のウェディングドレス姿が公開された。主人公のモヒカン息子・永吉(松田龍平)とともに7年ぶりに故郷に帰ると父・治(柄本明)のガンが発覚し、永吉は父の願いを叶えるため奮闘します。この結婚式シーンは、そんな父の望みに応えて開かれるクライマックスの結婚式シーンで、永吉もタキシードに身を包み、垂直に伸びるモヒカンにも気合が入っている。小さな島にある唯一の病院で島民総出で行われる結婚式は、万国旗や紅白の旗に彩られ、医療器具を用いての照明などアットホームな空気に包まれている。

前田はこれまでに雑誌の企画でウエディングドレスを着用したことはあったものの、映画では初。余命わずかの父のために開かれる二人の手作り結婚式で、人生の岐路に立つそれぞれの胸によぎる想いとは―。最高で最強の家族に訪れる、あっと驚くラストは必見。

ウェディングドレス姿での初めての演技について前田は「まだまだそういう年齢ではないと思っていたのですが、妊娠そして結婚するという由佳を演じることは感慨深かったです。純白のウエディングドレスを着て演技をするのは初めてでした。由佳にとっても初めてのことだったので構えることはなく、私自身も結婚式を楽しみながら演じることを心がけました。家族と島のみなさんに参加して頂いて、手作り感あふれるとってもかわいらしい空間で、とても幸せな気持ちになりました。」と感慨深げにコメントしている。

『モヒカン故郷に帰る』前田敦子(ウェディング) (2)

『モヒカン故郷に帰る』ポスター

映画『モヒカン故郷に帰る』は2016年3月26日(土)より広島で先行公開、4月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国で公開!

監督・脚本:沖田修一
出演:松田龍平、柄本明、前田敦子、もたいまさこ、千葉雄大
配給:東京テアトル

(C)2016「モヒカン故郷に帰る」製作委員会