ドラマや映画などさまざまなメディアで展開するプロジェクト「HiGH&LOW」の映画『ROAD TO HiGH&LOW』が7日（土）に公開初日を迎え、丸の内ピカデリーで舞台挨拶が行われた。

ドラマやドームツアー、オリジナルベストアルバムなどさまざまなメディアやエンタテインメントで展開する総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」の、昨年放送されたドラマシーズン1の総集編として、未公開シーンや新映像7が盛り込まれた本作。7月16日（土）からは映画『HiGH&LOW THE MOVIE』が全国で公開される。

公開初日に行われた舞台挨拶には、岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹らキャスト6人と、劇中歌を担当する今市隆二が登壇した。また、この様子は全国でライブビューイングとして中継された。

劇中で「山王連合会」のメンバーとして出演するキャスト6名だが、登壇した岩田が「みなさん、盛り上がってますかー！」とマイクを向けると会場からは悲鳴のような声が上がった。「ワクワクドキドキしています」という岩田に続き、山下が「ハイ・アンド！」と観客に呼びかけると「ロー！」と返ってきて、キャストと観客が一体感に包まれた。キャストの挨拶に続き、劇中歌を担当した今市が「映画の世界観を増幅できるように歌いました」と挨拶すると、「一人忘れられてます」と岩田から申告があり、MCから順番を抜かされてしまった町田は「すごい振りをありがとうございます。楽しんでいっていただければうれしいです」と挨拶した。

友情や絆をテーマにした本作だが、岩田は「撮影中にご飯行きましたね。すき焼き、和食、ステーキ･･･ぐらいか。みんなで先頭行きました」とエピソードを語ると、岩田は「あれ、龍二いたの？」と今市に振り、「おれもすき焼きとか･･･」と返し、「いないいない」と返された。

MCから歌に込めた思いを聞かれた今市は「“絆”とか“友情”というテーマで歌わせていただきました。地元の仲間だったりと歌、三代目（J Soul Brothers）とか、『HiGH&LOW』をイメージしながら歌い上げました」とコメント。続けて、本作について聞かれた岩田は「三人の目線なんですけど、回想で流れる曲がマッチしていて、どうですか泣けませんか。本当に感動するんです」と印象を語った。

続けて、MCからの振りで、今夏に全国を回るドームツアー「HiGH&LOW THE LIVE」の日程がサプライズで発表された。7月22日（金）に京セラドーム大阪でスタートすることを発表した岩田は「『HiGH&LOW』の壮大な世界観を表現したいです」と意気込みを語った。

ここで、本日から公開期間である2週間連日行われる“舞台挨拶リレー”の企画で、翌日の登壇者に電話するコーナーに移った。岩田がポケットから取り出した電話で、翌日の登壇者であるAKIRAに電話をすると、外出中のAKIRAは、「闘魂注入するシーンをやって」やネタ振りをし、会場は最高潮に盛り上がった。電話では、岩田から質問で「母の日ということでAKIRAさんにとってのお袋の味は？」と問われたAKIRAは「普通に答えればいいんだよね？」と前置いた後で「キムチ鍋」と答え、場内からは大きな笑いが起き、再び「普通に母の味を答えればいいんだよね？キムチ鍋っす」と答えた。

最後に、岩田は「『ROAD TO HiGH&LOW』は、いまオンエアされているシーズン2と一緒に観ると、より世界観を楽しんでいただける内容になっています。7月に公開される映画『HiGH&LOW THE MOVIE』、ドームツアーとプロジェクトは続いていきますので、まずは『ROAD TO HiGH&LOW』を楽しんでいただければと思います」と舞台挨拶を締めた。