楽しい休暇になるはずだった―。岸はすぐそこ、だがたどり着くことはできない―。「ゴシップガール」のブレイク・ライブリー主演最新作のリアル極限サバイバル・ヒロイン・アクション映画『ロスト・バケーション』。腹を空かせて、回遊し続ける人喰いサメ。所持品は、ピアスとストップウォッチのみ。残された時間は100分。岸までの距離は200m。悪夢のようなシチュエーションに置かれたヒロインが起こした行動とは―。
主演を務めるのは、海外ドラマ「ゴシップガール」(2007~2012)でセリーナ役を演じたブレイク・ライブリー。『アデライン、100年目の恋』(2015)では数奇な運命をたどった女性を演じて観客を魅了させた。今年度カンヌ国際映画祭のレッドカーペットではボディラインを強調した華麗なるドレスで世界中の話題をさらったことも記憶に新しい。本作では、エレガントな美貌に加え、178cmというスレンダーなボディを余すとこなく披露し、ほぼ全編でセクシーな水着姿を披露している。美しいだけでなく、たくましさを見せつける劇中のブレイクの姿は、観るものすべての視線を引き付けることだろう。さらには、悪夢のようなワンシチュエーションの中でサメと対峙し必死で戦う姿には、誰もが手に汗握り、彼女の緊張感と恐怖心が手に取るように感じることになる。監督は『フライト・ゲーム』(2014)、『ラン・オールナイト』(2015)でリーアム・ニーソンを本格アクションスターに仕立てたスペインの鬼才ジャウマ・コレット=セラ。本作では、たったひとりで海に残された女性が、過酷な状況や自然との格闘の中でどのようにして生き延びていくかを、息をもつかせぬリアリズムと五感に訴えかけるスリリングな演出で緊張感たっぷりに描いている。
今回解禁されたのは、日本オリジナル30秒予告編と日本版ポスタービジュアル。予告編は、サーフィンをしている時にサメに襲われたブレイク・ライブリーの「助けて」という悲痛な叫びが美しい海に響き、絶望的な状況の中でサメにおびえる美しい顔が印象的だ。ポスタービジュアルは、青い空と対照的に海で旋回するサメの尾ひれが恐怖心を一層掻き立てる。極限状態で戦う強くたくましきヒロインのサバイバル・アクションに期待が高まる。
サーファーで医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)がバケーションを利用して訪れた秘境の島。目の前には、大きな太陽に照らされて輝く砂浜、人がいない真っ青な海が広がる。日常を忘れ、ひたすら波と戯れるナンシーの至福の時間は、“海のモンスター”のアタックにより一変。脚を負傷しながらも無我夢中で近くの岩場にたどり着いたナンシーは、自分が絶望的状況に追い込まれたことを知る―。
映画『ロスト・バケーション』は2016年7月23日(土)より全国で公開!
監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:ブレイク・ライヴリー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント