ドイツ・ケルンを舞台に、巧妙に仕掛けられた危険な取引に巻き込まれた若者が、恋人を救うために高級車を乗り換え、速度無制限の高速道路“アウトバーン”を激走するカーチェイスアクション映画である本作。主人公・ケイシーを『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でニュークスを演じて人気爆発中のニコラス・ホルト、ケイシーの恋人ジュリエットを『博士と彼女のセオリー』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズが演じる。さらに、アンソニー・ホプキンス、ベン・キングズレーが激突する豪華キャスト。監督を務めるのはクライム・アクション映画『ビトレイヤー』(2013)で注目を集めたエラン・クリーヴィー。
今回行われたイベントには、お笑い芸人のハリウッドザコシショウとグラビアアイドルの今野杏南が出席し、ベンツを前にネタの披露や、映画にちなんだ恋愛トークなどを行った。
今回が初めての映画イベントへの出演というハリウッドザコシショウは「映画はスーパー好きなのでうれしい」と喜びを表現。続けて今野が「私も水着で負けないようにする」と挨拶すると、上半身裸で登場したハリウッドザコシショウは「私もグラビアですからね」と笑いを誘った。早速ものまねがいくつか披露され、今野は圧倒された表情で「すごい運動量でしたね」とコメントした。
本作の感想について今野は「アクションもすごいんですけど、胸キュンするシーンもあって、女性にも響くと思います。主人公が男らしくて、あんなに男らしい人がいたら・・・」と語った。また、双子の子どもが生まれたばかりのハリウッドザコシショウは男性目線でも「かっこいい。助けるためにはなんでもやっちゃう。あんな恋愛をしてみたい」と答え、MCに「今は幸せですよね?」と問われ、「今はね!昔はバカなことをしましたよ」と焦っている様子で答えた。
常にテンションの高いハリウッドザコシショウだが、そのテンションを守る秘訣を聞かれ「オンオフを切り分けるのが秘訣。家ではバカ暗いです」と答え、今野も「オンオフの切り替え。家では暗い。猫とごろごろしています」と同意した。
本作は高級車が多数登場することでも話題となっているが、会場には劇中にも登場し、2000万円するという「メルセデスベンツ SLS AMG ロードスター」が展示されており、この車に乗って行ってみたいところを聞かれたハリウッドザコシショウは「もちろんアウトバーンでしょ」と即答。今野は「湘南の海岸を走りたい」と答えた。また、この車で男性が乗り付けて来たらどう思うかを聞かれた今野は「こんな車で来たらイチコロですよ。乗るのに気を使っちゃいます」と答えた。
劇中では、主人公が恋人を救うためにあらゆることに挑戦していく姿が描かれているが、その“究極の愛”について今野は「私は隣にいれくれたらそれでいい。他に何も求めない」とコメントし、ハリウッドザコシショウは「家族のような存在。それが究極的な愛のようなもの」と語ると、MCに「愛されたいですよね?」と振られた今野は「愛されたいですね」とコメントし、「愛してないとは言ってない!(笑)」とハリウッドザコシショウが必死に弁解するシーンもあった。
続けて、「R-1 グランプリ」で優勝したハリウッドザコシショウはギャラが増えたといい、高級外国車販売店である会場に展示されているメルセデスベンツを“究極の愛情を購入ということで”と振られ、購入することに。店長が持ってきたビッグキーを渡され、複雑な表情で受け取ったハリウッドザコシショウは「(優勝賞金では)足りないです。500万円ですよ!?」と言いつつも、「自分で運転できるのは本当にうれしい」と笑顔で語った。しかしその後に店長が契約書を見せると「桁が違うよ!」と驚いている様子も見せた。今野は「うらやましいです」と見守った。
最後に本作について、ハリウッドザコシショウは「カーチェイスが一番ですが、ヒロインがかわいい。惚れます。そちらも見どころです」とアピール、今野は「アクションがすごくてハラハラドキドキが止まらない。究極の愛も見どころ」とメッセージを贈った。
映画『アウトバーン』は2016年6月10日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズ、TOHOシネマズ 新宿ほか全国で公開!
監督:エラン・クリーヴィー
出演:ニコラス・ホルト、フェリシティ・ジョーンズ、マーワン・ケンザリ、ベン・キングズレー、アンソニー・ホプキンス
配給:アスミック・エース
2016年/イギリス、ドイツ/99分
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