門馬直人監督、小林龍二、いとうあさこ、泉谷しげる、小池徹平、ファンキー加藤、平愛梨、温水洋一、斉木しげる、一雫ライオン

門馬直人監督、小林龍二、いとうあさこ、泉谷しげる、小池徹平、ファンキー加藤、平愛梨、温水洋一、斉木しげる、一雫ライオン

ファンキー加藤初主演映画『サブイボマスク』が公開初日を迎えた11日(土)に新宿バルト9で舞台挨拶が行われ、主演のファンキー加藤らキャストと門馬直人監督、脚本を担当した一雫ライオンが登壇した。

熱すぎる魂を持ち、感動で“心のトリハダ”を呼び覚ます謎のシンガー・サブイボマスクが、“町おこし”ならぬ“人おこし”を行うハートフル自虐コメディ映画である本作。シャッター街と化した田舎の商店街で生まれ育った春雄(ファンキー加藤)は、商店街の本来の魅力である活気や賑わいを呼び戻すため、ただ一人待ちの復活を信じて立ち上がる。覆面レスラーだった父の形見をかぶり、自作の応援歌をひたすら歌う“一人ライブ”をはじめるのだが―。

今回舞台挨拶に登壇したのは、ファンキー加藤、小池徹平、平愛梨、温水洋一、斉木しげる、いとうあさこ、小林龍二(DISH//)、泉谷しげる、門馬直人監督、脚本を担当した一雫ライオンの10名。

主演の加藤は「このたびはお騒がせしてしまい申し訳ございません」と謝罪した後「最後まで楽しんでいってください」と挨拶、劇中で加藤演じる春雄の元カノ・雪を演じる平は「このたびは元カレの加藤が申し訳ございませんでした」と挨拶し笑いを誘った。今回女優に挑戦したいとうは「『女』『優れる』と書いて女優。元はお笑いですが、女優をさせていただきました」と笑顔で挨拶。また、門馬監督は「公開まで2年間かかりましたが、この2週間が撮影の時よりも忙しかった」と冗談めかして話した。

本作は“ウザい”・“サムい”・“空気ヨメナい”熱血バカの春雄が町おこしならぬ“人おこし”をする物語。自身の中で熱血だと思うところを聞かれた加藤は「ライブでステージ立つときは熱くなりがち」とアーティストならではのコメントをし、また「(自身が演じる)春雄が憧れの理想像なので、十年、二十年先に春雄みたいになりたい」と語った。いとうは「ずっと走ってましたしね」と話すと、加藤は「そういう演技ですね」とすかさず突っ込んだ。いとうは「お酒」に熱血だと言い、「一升瓶を片手で持っていたら痛むので医者に行ったら『ピッチャーと同じ痛め方』と言われた」と明かし、笑いを誘った。小池は「昼間からずっと全力で歌い続けてすごいと思った。普通なら枯れちゃうのに・・・。そこに胸を打たれた」と撮影中のエピソードを語った。加藤は「細かい技術がわからないから体当たりで行くしかなかった。春雄とサブイボマスクの役がぴったりだったので、体力的にはきつかったけど出し切れたと思う」と振り返った。

加藤が平について「大分はハモが有名なんですが、カモと間違えて『これ鳥だよね』って言っていた」と飛び出すなど和気あいあいとした舞台挨拶に、いとうは「撮影中は合宿みたいでした」と仲の良い様子を表現した、終盤で参加したという温水は「みなさんのチームワークが出来上がっていた。加藤くんを中心にうらやましいくらいに仲がよくて。でも、泉谷さんのおかげですぐには入れました」と語り、温水が撮影に参加した日に焼き肉に行ったエピソードを語り、加藤は「割り勘しようと思った時には、泉谷さんがいつの間にか支払いを済ませてくれていた」と明かした。

イベントの終盤では、10日が誕生日だったいとうに平から、19日が誕生日の温水に加藤からサプライズで花束が渡された。いとうは「40過ぎたら、まだ生きていたって思うようになった」とコメントし、温水は「キアヌ・リーヴスとニコラス・ケイジと一緒です。いくつになってもうれしい」とコメントし笑いが起きた。

最後に、加藤は「たくさんの情熱をささげながら作った素敵な作品です。たくさんの皆さんにいただきたい」とメッセージを贈った。

ファンキー加藤

ファンキー加藤

平愛梨

平愛梨

小池徹平

小池徹平

ファンキー加藤

ファンキー加藤

平愛梨

平愛梨

いとうあさこ、泉谷しげる

いとうあさこ、泉谷しげる

小林龍二

小林龍二

花束を受け取ったいとうあさこ

花束を受け取ったいとうあさこ

小池徹平、ファンキー加藤、平愛梨

小池徹平、ファンキー加藤、平愛梨

『サブイボマスク』初日舞台挨拶 (11)

『サブイボマスク』ポスター

『サブイボマスク』ポスター

映画『サブイボマスク』は2016年6月11日(土)より全国で公開!

監督:門馬直人
出演:ファンキー加藤、小池徹平、平愛梨、温水洋一、斉木しげる、いとうあさこ、小林龍二(DISH//)、武藤敬司(特別出演)、大和田伸也、泉谷しげる
配給:東映

©サブイボマスク製作委員会