世界的人気ドラマの日本版「連続ドラマW コールドケース~真実の扉~」がWOWOW開局25周年記念ドラマとして10月より放送開始される。
本作は、WOWOW開局25周年記念企画として、アメリカで放送された刑事ドラマシリーズを、舞台を日本に移して連続ドラマ化した。「コールドケース」は2003年~10年に全7シーズンが米CBSで放送された刑事ドラマシリーズ。未解決の殺人事件(コールドケース)を解決する捜査チームを描き、事件が起きた当時のヒット曲を劇中で使用する演出が視聴者から高い支持を得たて、本国アメリカでは全シリーズの平均視聴者数が1000万人を超える大ヒットとなった。今回、本作が初めてアメリカ国外で制作される。オリジナル版ではフィラデルフィアだった舞台が、本作では神奈川県に移り、主人公の刑事とそのチームメンバーが、未解決事件の真相をたどり、解決していく。
本作で主人公の女性刑事を演じるのは、ドラマや映画、CMでさまざまな表情を見せる吉田羊。本作がドラマ初主演となる吉田だが「スタンドプレイではなく、チーム全員でヨーイドンで同じゴールへ向かって走っていくスタイルが心地よく、私らしい初主演作品になっていると実感しています」と語る。神奈川県警捜査一課の中でチームを引っ張る石川百合という役どころについては「絶対的な孤独を抱えている人ではありますが、それを抱えつつも乗り越えていて、でもその孤独があるからこそ同じ痛みを持つ人により深く関わっていける。心の近くに寄り添いながら共感できる“愛の人”」と分析する。
今回、本作の予告映像が解禁された。未解決事件の様子を迫力ある映像で捉え、主演の吉田の表情が物語るものとは―。
吉田は本作について「オリジナルの世界観を踏襲しつつ、日本人らしい感性を加え、より繊細に心に深く響く作品になっています。『慮る(おもんばか)』という美しい日本語がありますが、まさにその表現が相応しい、相手の心に深く、深く寄り添った素敵なエピソードが満載となっていますので、是非最後まで楽しみにご覧ください」とコメントを寄せている。
WOWOW開局25周年記念「連続ドラマW コールドケース~真実の扉~」は2016年10月よりWOWOWで放送開始!
監督:波多野貴文