『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』
コリン・ファースxジュード・ロウが実在の名編集者と天才作家を演じる『Genius(原題)』が『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』が2016年10月中旬より全国で公開されることが決定した。

ヘミングウェイ、フィッツジェラルドなど数々の世界的な有名作家を見出した実在の名編集者マックスウェル・パーキンズと、37歳で短い生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフの人生と友情を描いた本作。本年度ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。寡黙な編集者パーキンズを『英国王のスピーチ』『キングスマン』のオスカー俳優、コリン・ファース。自由奔放な作家トマス・ウルフを『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウが、父と息子のように惹かれ合う運命の絆で結ばれたふたりの男を熱演する。また、二人は本作が待望の初共演となる。ウルフを支える愛人アリーンにニコール・キッドマン、「グレート・ギャツビー」の作家F・スコット・フィッツジェラルドをガイ・ピアースが演じるなど豪華なキャストにも注目。さらに脚本は『007/スカイフォール』のジョン・ローガン、監督はトニー賞を受賞した演出家マイケル・グランデージが初監督作品として挑む。

1920年代ニューヨーク、「老人と海」「グレート・ギャツビー」などの名作を手がけた編集者パーキンズ。ある日、彼の元に無名の作家トマス・ウルフの原稿が持ち込まれる。彼の才能を見抜いたパーキンズは、感情のままにペンを走らせ、際限なく文章を生み出すウルフを父親のように支え、処女作「天使よ故郷を見よ」をベストセラーに導く。そして、更なる大作に取りかかる二人は昼夜を問わず執筆に没頭。パーキンズは家庭を犠牲にし、ウルフの愛人アリーンはふたりの関係に嫉妬する。やがて第二作が完成するが、ウルフは「この本をパーキンズに捧げる」と献辞を付け足し、ヨーロッパへ旅立つ―。

名作が生み出された1920年代ニューヨークのアメリカ文学黄金期を魅力的に再現した本作。編集者と作家が文学に全てをかけた日々を感動的に描いている。

映画『ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ』は2016年10月中旬よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開!

監督:マイケル・グランデージ
出演:コリン・ファース、ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン、ガイ・ピアース、ローラ・リニー、ドミニク・ウェスト
配給:ロングライド 
2015年/イギリス/104分

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