『ウォークラフト』

世界的人気ゲームを映画化した『ウォークラフト』の魅力を詰め込んだ予習にぴったりな特別映像が公開された。

本作の原案となったのは世界的人気ゲーム「ウォークラフト」。3部作の大ヒットを受け、新たに製作された大規模多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)「ワールド・オブ・ウォークラフト」が、2008年に登録者最多のMMORPGとしてギネス世界記録に認定。その「ウォークラフト」の世界をスクリーンに再現するため、レジェンダリー・ピクチャーズが製作、圧倒的なVFS効果を生み出すILMが特殊効果を担当し、さらにデヴィッド・ボウイの息子で、『月に囚われた男』や『ミッション:8ミニッツ』で独自の世界観を描き、高い評価を得ているダンカン・ジョーンズが監督を務める。剣と魔法の世界“アゼロス”を舞台に、人間、オーク、ドワーフ、エルフなど、数多の種族が国や一族、そして愛する者を守るために生死をかけた決断を迫られる壮大な物語が圧倒的なクオリティで描かれている。

今回解禁された特別映像は、スタッフやキャストが作品の見どころや魅力を語る、ぎゅっと詰め込んだ2分30秒となっている鑑賞前の予習にピッタリな内容。「冒頭シーンから迫力満点なの」と語るのは、人間とオークのハーフであるガローナ役のポーラ・パットン。フェイシャル・キャプチャーなどの最新の技術を取り入れた映像クオリティの高さは、ファンタジー映画のレベルをひとつ上げたと言えるほどの仕上がり。一方で「登場人物が最高だ」と言うのはアゼロスの騎士ローサーを演じたトラヴィス・フィメル。人間、オーク、ドワーフ、エルフなど多様な種族が登場する本作は、少年心をくすぐるようなキャラクターばかり。本作がこれまでのファンタジー映画と一線を画すのは、対立する人間とオーク、その両方からドラマを描いているという点。故郷の星の荒廃によって人間たちの住むアゼロスにやってきたオークたちを、単なる侵略者としてではなく、愛する家族を守るために新たな土地を求める種族として描写している。人間との戦闘が激しさを増していく中、オークの族長の一人であるデュロタンは敵対する人間と手を組む決断をするが、その結果は―。

『ウォークラフト』 (1)

『ウォークラフト』 (2)

『ウォークラフト』 (3)

『ウォークラフト』ポスター

映画『ウォークラフト』は2016年7月1日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開!

監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:トラヴィス・フィメル、ポーラ・パットン、ダニエル・ウー、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー
配給:東宝東和

(C) Universal Pictures