『ある戦争』

第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『Krigen(原題)』が『ある戦争』の邦題で2016年10月8日(土)より全国で公開されることが決定した。

正義の決断が、許されない罪を生んだ戦場と法廷を舞台に、正義と命の尊さを問う心揺さぶるヒューマンドラマである本作。第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、新宿シネマカリテにて開催される「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2016」にて7月30日(土)にプレミア上映されることが決定している。極限状態で問われる「正義」や「家族愛」を、戦地と法廷、2つの場所を舞台に問いかける。主演は『LUCY/ルーシー』や、ハリウッド実写版<攻殻機動隊>の『GHOST IN THE SHELL(原題)』でバトー役を演じることでも話題のデンマークを代表する俳優ピルー・アスベック。『偽りなき者』『光のほうへ』といったトマス・ヴィンターベア作品の脚本家として知られるトビアス・リンホルムが監督を務める。

今回、本作が10月8日(土)より公開されることが決定し、また7月30日(土)に行われるプレミア上映では、ブロードキャスターのピーター・バカランによるトークイベントも行われる。

アフガニスタンの平和維持のために駐留するデンマーク軍の部隊長、クラウス(ピルー・アスベック)。ある日、パトロール中にタリバンの襲撃を受け、部下を守るために、敵が攻撃していると思われる地区の空爆命令を行う。だがその結果、彼は子どもを含む11名の罪のない民間人の命を奪ってしまう。軍法会議のために帰国したクラウスは愛する家族に支えられながらも、罪の意識と部下を守るために「不可欠」だった決断との間で苦悩する。そして、運命の結審が訪れようとしていた―。

『ある戦争』ポスタービジュアル

映画『ある戦争』は2016年10月8日(土)より新宿シネマカリテほか全国で順次公開!

監督・脚本:トビアス・リンホルム
出演:ピルー・アスベック、ツヴァ・ノヴォトニー、ソーレン・マリン、シャルロット・ムンク、ダール・サリム
配給:トランスフォーマー
2015年/デンマーク/115分

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