トミー・リー・ジョーンズ、マット・デイモン

トミー・リー・ジョーンズ、マット・デイモン

シリーズ最新作『ジェイソン・ボーン』のラスベガスプレミアが18日(現地時間)に行なわれた。

記憶を失い、愛する者を奪われた最強の暗殺者ジェイソン・ボーン。かつてない臨場感と極限のリアリティで世界中の観客を熱狂させたアクション映画シリーズが、全世界待望のポール・グリーングラス監督とマット・デイモンのシリーズ最強タッグで帰ってくる。さらに本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルといった豪華キャストが新たに参加。孤高の暗殺者の物語が“新章”へと突入する。

今回、29日の北米公開を前にネバダ州ラスベガスにある劇場Colosseum at Caesars Palaceでワールドプレミアイベントが行なわれ、主演のマット・デイモンをはじめ、アリシア・ヴィキャンデル、トミー・リー・ジョーンズ、ポール・グリーングラス監督らが登壇した。

「JASON BOURNE」の文字が書かれたブラック・カーペットには、登壇を待ちわびる大勢のファンが集結。監督とキャストが登場すると、大きな歓声が巻き起こった。スーツ姿で決めた主演のマット・デイモンは、常に笑みを絶やさず、ナイスガイぶりで詰め掛けたファンを魅了した。本作でボーンと大きな関わりを持つことになるCIAエージェント役のアリシア・ヴィキャンデルは、ルイ・ヴィトンのドレスに身を包んでの登場。とびきりの笑顔を振りまき、ファンとの交流を楽しんでいた様子。また、ポール・グリーングラス監督や、ボーンとつながりの深い元同僚役のジュリア・スタイルズといったシリーズおなじみの面々から、トミー・リー・ジョーンズやヴァンサン・カッセルら、新しい顔ぶれが勢ぞろいし、パワーアップして帰ってきた本作にふさわしい豪華なイベントとなった。

マット・デイモンは「ジェイソン・ボーンという役には本当に感謝している。この役は僕のキャリアを変えてくれた。この(映画の)仕事は本当に好きだし、これまで色々な映画を作ってこられたけど、それもこのジェイソン・ボーンという役のお陰だと思っているんだ」と喜びを表現。

本作がシリーズ初登場となるアリシア・ヴィキャンデルは「撮影の初日、私のシーンはなかったんだけれど、ヘアメイクのテストのためにセットにいったの。撮影現場に行きたくて」と明かし、「マットに会ったことがなかったからワクワクしながら、恐る恐る現場を歩いて、ちょうど地下でマットがボクシングをする冒頭シーンを撮影していたのだけど、人垣の向こうにマットが見えた。『わあ、ジェイソン・ボーンがあそこにいる』って思ったわ。自分が大好きな作品の世界に足を踏み入れた気分だったの」と語った。また、撮影で2ヶ月間滞在したラスベガスでのプレミアイベントについては「またここに戻って来られてとても嬉しいわ。だってここは動くことを止めないユニークな街だし。最初はこの街に圧倒されるんだけど、ずっといると『ここは私の住む街、良いコーヒーショップがどこなのかも知ってるし!』という気持ちになって、前に思っていた単なる”賑やかな街”ではなくなるの。だから、撮影の時の良い思い出も色々あって、戻って来れて本当に嬉しいわ」と語っている。

同じく本作がシリーズ初登場となるトミー・リー・ジョーンズは「引き受けることが出来て良かった仕事だったよ。出演できたのはとても嬉しいし光栄だ」と喜びを表現、ポール・グリーングラス監督との仕事については「ポールが他の監督と違うところは、たくさんのカメラを同時に回すことだ。普段しない経験だったよ」と語った。

また、ポール・グリーングラス監督はマット・デイモンと再び組むことについて「彼はファンタスティックだよ!本当に良い奴なんだ。なんたって彼はジェイソン・ボーンなんだから!」と語っている。

なお、8月18日(木)に都内でジャパン・プレミアが行なわれ、主演のマット・デイモンが来日することが決定している。

マット・デイモン、アリシア・ヴィキャンデル

マット・デイモン、アリシア・ヴィキャンデル

マット・デイモン、ポール・グリーングラス

マット・デイモン、ポール・グリーングラス

マット・デイモン、ルシアナ・バロッソ

マット・デイモン、ルシアナ・バロッソ

『ジェイソン・ボーン』FS

『ジェイソン・ボーン』ポスタービジュアル

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