映像化は不可能と言われた清水玲子原作のコミックを、プロジェクトの立ち上げから5年をかけて完成させた本作。死んだ人間の“脳に残された記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特殊脳内捜査チーム「第九」。室長を務める天才・薪剛(生田斗真)のもとに、新人捜査官青木一行(岡田将生)が配属された。脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す“驚愕の真犯人”が現れた。次々と連鎖する事件が解き明かされた先に待ち受ける“第九最大の秘密”とは―。
今回行なわれたイベントには、生田斗真、岡田将生とマインドハッカーのトニー・ジャンが登壇し、秘密をめぐる攻防が観客の目の前で行なわれた。
イベント冒頭でトニー・ジャンによるマインドハックを実践する映像が流され、会場の多くの観客がマインドハックされたことが実証された。登壇したトニーは「俳優は表情を作れるから難しい」と言い、俳優相手には失敗したこともあるという。その中で、サプライズゲストとして登場したのが「サプラーイズ!」と登場した主演の生田と岡田。
早速トニーによるマインドハックを実践することに。以前失敗したという岡田を前にトニーは「あまり自信ないです」と言いながら、「失敗したら仕事が減ると思う」と自虐的な冗談を言う余裕を見せる。
初めに行われたのは、ドミノを生田と岡田の両手いずれかに握り、どの掌にあるかをトニーが当てるというもの。ドミノを誰が持つかを決める前から手汗がひどいという岡田だが、トニーは「嘘が上手なタイプですね」と警戒している様子。握った手を正面に伸ばし、トニーが持っていないと思う手を一つずつ開けていく。1度目は岡田の左手に入っているのを見事に命中させたトニー。さらに2度目は、岡田が両手を伸ばす時点で「どちらにも入っていない」と当てて見せた。表情がすべて読まれていた岡田は思わず「まいりました」と一言。
続けて、誰にも公表していないという室長こと生田の“初恋の相手”の名前を当てるチャレンジに。フルネームを当てるという難しいチャレンジに、トニーは慎重に一文字一文字確認しながら探っていき、見事にフルネームを当てると、場内からは驚きの声が上がった。隣で様子を見ていた岡田は「やられてないのに汗が出てくる」と生田と同様に驚いていた様子。さらに、初恋の理由を聞かれた生田は「学校の廊下を走っていて、足を打ってケガをした。そこで彼女が出てきてハンカチで止血してくれて、水道に行って洗ってくれた」と振り返り、「ハンカチっていいよね」と加えると、岡田はイベント中に終始使用していたハンカチをさっと出し、生田は「できる男だな」と笑いを誘った。
最後に岡田は「見たことがない映画だと思う」、生田は「日本の映画にないような壮大なスケールのエンターテインメント作品。映画を観終わって、劇場を出た時にはちょっと不思議な気持ちが残っているんじゃないかと思います」と本作をアピールした。
映画『秘密 THE TOP SECRET』は2016年8月6日(土)より全国で公開!
監督:大友啓史
出演:生田斗真、岡田将生、吉川晃司、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋
配給:松竹
(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会