『破門 ふたりのヤクビョーガミ』FS
黒川博行原作の直木賞受賞作「破門」を映画化した『破門 ふたりのヤクビョーガミ』が2017年1月28日(土)より全国で公開されることが決定した。

映画製作出資金を持ち逃げされた2人が失踪した映画プロデューサーを追って関西、マカオを奔走。キレた桑原によるハチャメチャな追走劇がまさかの大トラブルへ発展!生き残りをかけた大勝負に出るが―。原作は、黒川博行の大人気「疫病神」シリーズで第151回直木賞を受賞した「破門」。監督は『毎日かあさん』(2011)『マエストロ』(2015)の小林聖太郎。すぐにキレるイケイケやくざの桑原を佐々木蔵之介、口だけは達者なぐーたら貧乏の建設コンサルタントの二宮を関ジャニ∞の横山裕が演じる、大阪を舞台に怒涛のアクションと関西弁の掛け合い満載で贈る大追跡エンタテインメント。

原作の「破門」(KADOKAWA刊)は、黒川博行がによる疫病神シリーズ5作目。2014年1月31日に発売された単行本は11万部を突破している。1997年に刊行された「疫病神」から、やくざの桑原と建設コンサルタントの二宮の腐れ縁コンビが誕生。以降、このコンビは第6作目まで続き、「疫病神シリーズ」として人気となっている。。
≪疫病神シリーズ≫ 
第1作「疫病神」
第2作「国境」
第3作「暗礁」
第4作「螻蛄」
第5作「破門」
第6作「喧嘩(すてごろ)」

舞台は大阪。弁は立つがぐーたら貧乏な建設コンサルタントの二宮啓之(横山)はサバキと呼ばれる建設現場での暴力団対策の仕事を主な収入としていた。この仕事を通じて二蝶会のイケイケやくざの桑原保彦(佐々木)と知り合ったのが運のつき。以来、何かとトラブルに巻き込まれっぱなしの、いわば、桑原は二宮の≪疫病神≫である。そんなある日、二宮は映画プロデューサーの小清水が持ち込んだ映画企画を、桑原のいる二蝶会に紹介してしまい、二蝶会が出資をすることに。しかし小清水は金を持ったままドロン。出資詐欺か!?詐欺師・小清水を追いかけるため、桑原は二宮を巻き込んで奔走するが、見つかってはするりと逃げる小清水にふたりは翻弄され続ける。遂にキレた桑原のハチャメチャな追走劇は、更に大きなトラブルへと発展!追っている筈が何者かに追われてる!?この絶体絶命に、ふたりは生き残りをかけて大勝負に挑むが―。

映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』は2017年1月28日(土)より公開!

監督:小林聖太郎
原作:黒川博行『破門』(KADOKAWA刊)
主演:佐々木蔵之介、横山裕
配給:松竹

©2017「破門 ふたりのヤクビョーガミ」製作委員会