瀬戸内寂聴原作の禁断の物語『花芯』の林遣都が見せる“大人の壁ドン”本編映像が解禁された。
瀬戸内寂聴が、新進作家の瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、「子宮」という言葉が多く出てくることから1957年の発表当時「子宮作家」との批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた鮮烈な恋愛文学を原作とした本作。主人公・園子を演じるのは村川絵梨。肉体の悦びに目覚め、世間の常識に背を向けながらも子宮の命ずるまま生きることを選んだ女性を体当たりで演じる。
瀬戸内寂聴が、新進作家の瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、「子宮」という言葉が多く出てくることから1957年の発表当時「子宮作家」との批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた鮮烈な恋愛文学を原作とした本作。主人公・園子を演じるのは村川絵梨。肉体の悦びに目覚め、世間の常識に背を向けながらも子宮の命ずるまま生きることを選んだ女性を体当たりで演じる。
今回解禁された映像は、雨宮(林遣都)が、妻・園子(村川絵梨)に対して、愛情と憤りの入り混じる”大人の壁ドン”を披露しているシーン。主人公・園子の不倫を疑う夫・雨宮が詰め寄るところから始まる本映像には、拒絶された雨宮が激高し、握り拳で壁をたたきつける緊迫感漂う様子、さらに雨宮が去った後には、罪悪感からなのか解放された安堵感からか、園子が複雑な表情で宙を見つめる姿が映し出されている。
林は「雨宮の内面は崩壊していると思いますが、園子の事が好きだから、大切にしたいという思いでグッとこらえることのできる男の方がより関係性が成り立つと思いますし、原作の簡単には見えない部分というのはそういう所ではないかと監督にも言われ、そう考えながら演技していました」と語っている。
映画『花芯』は2016年8月6日(土)よりテアトル新宿ほか全国で公開!
原作:『花芯』瀬戸内寂聴著(講談社文庫刊)
監督:安藤尋
出演:村川絵梨、林遣都、安藤政信、毬谷友子
配給:クロックワークス
2016年/日本/95分/R15+
(C)2016「花芯」製作委員会