全世界で大ヒットした『ミニオンズ』(2015)のイルミネーション・エンターテインメントとユニバーサル・スタジオが再びタッグを組んだ本作。先に公開された全米ではアニメ史上最大規模の4370館で公開され、週末興行ランキングで初登場第1位を獲得。“飼い主が留守にしているとき、ペットたちは一体どんなことをしているのだろう”という、誰もが一度は考えたことがあるペットたちの裏側の日常をユーモラスに描く。日本語吹替えキャストに、お笑い芸人・バナナマンや、本作が初声優となる佐藤栞里をはじめとした豪華声優陣が参加。さらに短編アニメーション『ミニオンズ:アルバイト大作戦』が同時上映される。
今回の舞台挨拶に登壇したのは、日本語吹替えの声優を務めた設楽統(バナナマン)、日村勇紀(バナナマン)、佐藤栞里、そして本作の取“柴”役宣伝隊長の柴犬・まるちゃん。
夏らしい浴衣姿で登壇した3人に会場に集まった観客からは大きな声援が投げかけられた。本作が映画初出演の佐藤は「初めての映画の舞台挨拶で緊張している」と挨拶した。
印象に残っているシーンについて設楽は「ソーセージ工場のシーン」と即答。日村も「やってて楽しかったです」と同じシーンをあげた。続けて“ソーセージ”の思い出の話になると、設楽が「初めて日村の実家にお邪魔した時に“ソーセージ鍋”が出てきた。ソーセージと白菜だけで、日村さんって貧乏なのかなって・・・」(笑)と“ソーセージ鍋”のエピソードを語ると、日村は「親父が作ったんですけど、最高のおもてなしです。ソーセージが30本くらい入ってて」と歓迎の気持ちを表していたことを明かした。
それに対して佐藤は「賞味期限間近のソーセージを入れることはあっても、メインで食べることは・・・」と驚いている様子だった。また、佐藤の印象に残っているシーンは「ニューヨークの夜景を観ながらひとつになるシーン」を挙げ、「ニューヨークの夜景が素敵ですね。住みたいです」と思いを語った。
次に、劇中で設楽演じるマックスと日村演じるデュークが冒険を繰り広げることにちなみ、夏の冒険エピソードとして、設楽は「夏の全国ツアーで、北から南まで車で移動した。最後は鹿児島からフェリーで帰ってきた」と日村の父親の車でのツアーエピソードを語った。佐藤は群馬県に住んでいたころの思い出として「どぶに降りて、ザリガニをつかんだ。そこを隣町まで歩いて冒険したりました」と語ると、日村に「それは沢じゃない?」と突っ込まれる場面もあった。
まだ暑い日が続く夏に、これから挑戦したいことについて日村は「1か月くらいで太った。テレビで見て、さすがに痩せてみようかと。ダイエットやってみようかな」とこの夏の決意を語り、設楽は「夏はライブをやっていて夏らしいことをやったことがない。東京の花火大会も行ったことないから、行ってみたいですね」と笑顔で語り、MCに「ふたりで?」と聞かれ、設楽は「付き合ってるみたい(笑)」と答え、場内からは大きな笑いが起きた。佐藤は本作が全国で公開されていることについて触れ「(公開されている)350か所くらいをはしごしたいなと思います」と目標を掲げた。
イベントの終盤では、ステージ上に大きな“スイカのオブジェ”が登場し、3人でスイカ割りを行ったが、中から出てきたプレートには「祝!続編決定!!」の文字が。設楽は「初日なのに!?」と驚いている様子で「また我々に頼んでくれるんですかね。しれっと違う人にとか・・・」と心配そうに語ると、日村も「犬いっぱいいるからね」と自信なさそうにコメント。それでも最後に設楽は「ぜひとも登場させてほしい」と2018年7月に全米で公開される次回作への期待を込めた。
映画『ペット』(同時上映『ミニオンズ:アルバイト大作戦』は2016年8月11日(木・祝)より全国で公開!
監督:クリス・ルノー、ヤロー・チェイニー
配給:東宝東和
(C) Universal Studios.