大友啓史監督最新作『秘密 THE TOP SECRET』のイベントが8月12日（金）に新宿ピカデリーで行なわれ、トレンディエンジェルの斎藤司とたかしが登壇した。

映像化は不可能と言われた清水玲子原作のコミックを、プロジェクトの立ち上げから5年をかけて完成させた本作。死んだ人間の“脳に残された記憶”を映像化し、迷宮入りした事件を捜査する警察庁の特殊脳内捜査チーム「第九」。室長を務める天才・薪剛（生田斗真）のもとに、新人捜査官青木一行（岡田将生）が配属された。脳内捜査を進めると、事件を根底から覆す“驚愕の真犯人”が現れた。次々と連鎖する事件が解き明かされた先に待ち受ける“第九最大の秘密”とは―。

今回、劇中のエリート集団＜第九＞に対抗して、お笑い芸人のトレンディエンジェルが結成した＜裏第九＞のお披露目イベントが行われ、トレンディエンジェルの斎藤司とたかしが登壇し、キャストに負けない魅力（！？）を披露した。

「岡田将生です」と挨拶したたかしに、斎藤は「私は生田“頭皮”です」と挨拶し、イベント開始早々場内は笑いに包まれた。既に鑑賞している二人は、「2時間半の中で見れないシーンが3回くらいあって･･･ハラハラドキドキです」と思いがけない展開であったことを明かしたたかし。斎藤は「人間の恐いところだったり、怖くないところが描かれている作品」と笑いを誘い、「普段仲がいい人でも、実はこんなことを考えているのかと自分に投影してしまいました」と不安を抱える場面もあった。

悩みやさまざまな思いを抱えている登場人物が多い本作だが、たかしは「イケメン勢ぞろいですが、いつものさわやかなイメージではないです」と普段とは違う演技を見せるキャストを称賛し、斎藤は「違った一面を見せてきましたね」と上から（！？）目線で評価した。

劇中にの＜第九＞に対抗して＜裏第九＞として活動する二人は、本作のポスターを模した＜裏第九＞ポスターを撮影したが、その撮影について斎藤は「結構時間かかりました。うり二つですね。もはやうりですね」と自信を見せ、たかしも「遠目から見たら分からないですね」と満足げな様子。＜裏第九＞のポスターは、＜第九＞ポスターと同じスタッフで撮影されたといい、多いもので50カット撮影したことを明かした。ポスターに写る9人のカットの中で一番自信があるのは「（たかしの）絹子さん」と語る斎藤。また、斎藤自身のカットでは「椎名桔平さんです。角度が」と自信を見せた。

続いて、本作のテーマでもある“脳内捜査”にちなみ、たかしは覗いてみたいこととして「斎藤さんの給料事情」を挙げ、「3か月くらい前までお互い言い合ってた。ここ2～3か月は言ってこなくなったので」と明かすと、斎藤は「国家予算くらいいただいてるので」と答えた。また、互いの秘密を聞かれると斎藤は、最近グアムに行ったエピソードを話し「たかしは日焼けに化粧水を塗らずに、鼻くそをつけるといいと言っていた」と話し、たかしは同じくグアムのエピソードで「斎藤さんがカードを持っていないので僕のカードで買いまくった。ヴィトンのバッグとかサングラスとか」と30万円分の買い物をしたことを披露し、“国家予算くらいの給料”をもらっている斎藤は「現金でちょっとずつ返しています」と話した。

イベントの終盤には、25日に主演の生田斗真、岡田将生による舞台挨拶が発表され、斎藤は「次回作『秘密2』こと『ひみツー』に裏第九として出していただきたい」とアピールした。