7月24日まで開催されていた「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」の観客人気投票の結果が発表され、長編部門では『タンナ』、短編部門では高杉真宙主演『想影』が第1位を獲得した。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、若手映像クリエイターの登竜門として、映像表現の可能性とエンターテインメント性を備えた作品を世界中から厳選して上映する国際映画祭。2004年より埼玉県川口市で開催され、13回目の今回は、国際コンペティションとなる長編部門に対して過去最多となる88の国と地域から715本の応募があった。また、インド、キルギス、バヌアツから初ノミネートされた。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭は、若手映像クリエイターの登竜門として、映像表現の可能性とエンターテインメント性を備えた作品を世界中から厳選して上映する国際映画祭。2004年より埼玉県川口市で開催され、13回目の今回は、国際コンペティションとなる長編部門に対して過去最多となる88の国と地域から715本の応募があった。また、インド、キルギス、バヌアツから初ノミネートされた。
今回発表された「観客人気投票結果」は、正規の賞ではないが、来場した観客の手による人気投票の集計結果ということで、観客賞とも言える結果となっている。
長編部門(国際コンペティション)
第1位『タンナ』(オーストラリア、バヌアツ)
第2位『アヒルからの贈り物』(ベルギー)
第3位『ニュー・クラスメイト』(インド)
『タンナ』のベントレー・ディーン、マーティン・バトラー共同監督は「観客人気投票ナンバー1の知らせに『タンナ』のファンは大喜びするでしょう。そして、マーティンと私、ベントレーも誇りに感じます」とコメント。『アヒルからの贈り物』のオリヴィエ・ランジェ監督は「観客が作品をどう受け留めたかを知ることは、監督として常に興味深いものです」と話し、「たとえ文化的な違いああろうとも、作品は世界中を旅して、観客に届けられるのです。このことは、監督にとって一番大きな賞と言えるでしょう」と喜びを表現した。また、『ニュー・クラスメイト』のアシュヴィニー・アイヤル・ティワーリー監督は「世界中の誰もが夢を抱く権利を持っているのです」と作品に込めた思いを語った。
短編部門(国内コンペティション)
第1位『想影』
第2位『テイク8』
第3位『嘘をついて』
アニメーション部門(国内コンペティション)
第1位『こんぷれっくす×コンプレックス』
第2位『アチラカセカイ』
第3位『あたしだけをみて』