ニコラス・ケイジxイライジャ・ウッド共演『ダーティー・コップ』の公開を記念したトークイベントが14日に行われ、“和製ニコラス・ケイジ”ことモト冬樹が登壇した。

アカデミー賞俳優ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドが、欲望にとりつかれてマフィアの金を強奪しようとする汚職警官ストーンとウォーターズのノンストップ・サスペンスアクションである本作。ストーンをシリアスなドラマ、アクション、コメディと幅広い才能を発揮するニコラス・ケイジ、ウォーターズを子役時代からハリウッドスターとの共演で実績を積み、『ロード・オブ・ザ・リング』の大ヒットで世界的な知名度を誇るイライジャ・ウッドが演じる。ベン・ブリュワー＆アレックス・ブリュワー監督が、斬新な犯罪が軽妙な会話劇から狂気の沙汰へと落ちていき、怒涛のクライマックスに昇華する鮮やかな演出をする。

今回行われたイベントには、“和製ニコラス・ケイジ”ことモト冬樹が登壇し、ニコラス・ケイジ本人と対談した際のエピソードなどを語った。

本作についてモト冬樹は「2人のキャラクターが最高。チョイ悪ノリのハラハラドキドキアクションで、最後はまさかの展開！」と興奮気味にコメントした。

実際に対談したというニコラス・ケイジについては「とにかく背が高くて顔が小さくてかっこよかった」と印象を語り、「その後、どういうわけかおれの名前が彼の前ではNGになっちゃったんだけど」と明かし会場の笑いを誘った。その幅広い演技に魅了されるファンも多いケイジだが、モト冬樹は『フェイス／オフ』『コンエアー』『ザ・ロック』など90年代の作品を例に挙げ「役作りを徹底的に行うということを言っていた。どのニコラス・ケイジも全部魅力的なんだよな」と語った。

MCから、ケイジがジョニー・デップに対して、映画に出演するように勧めたエピソードに触れるとモト冬樹は「自分のキャリアだけではなくて、映画界がどうしたらよくなるかとか、盛り上がるかを常に考えている。本当に映画が好きなんだなって伝わってくるんだよね」と語った。

最後の写真撮影では観客に交じって座るモト冬樹だが「おれニコラス・ケイジの顔まねしてるんだけど」と観客を笑わせた。