2001年より週刊少年ジャンプにて連載が開始され、瞬く間に国民的人気コミックへと上り詰めた「BLEACH」。既刊73巻の累計発行部数が8,700万部というメガヒットを記録しており、。海外のファンも多数持つ久保帯人の代表作が、ついに実写映画化される。主人公・黒崎一護を演じるのは、『神さまの言うとおり』『ストロボ・エッジ』など大ヒット作への出演が続く福士蒼汰。メガホンを取るのは、『GANTZ』『アイアムアヒーロー』の鬼才・佐藤信介監督。
霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから、死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚<ホロウ>と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。ただのバトルアクションにとどまらず、ルキアとの友情、勝てるはずのない相手に挑む一人の男としての成長、かつ高校生らしい仲間たちや家族との明るい笑いに満ちたストーリーテリングも絶妙に織り交ぜられ、「BLEACH」ならではのテンポ感が人気の秘訣となっている。シリーズの中でもファンに根強い人気を誇る “死神代行編”の物語を中心に映画化される予定。原作は15年続いた連載の終了が発表されている。
福士は「『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います」と意気込みを語っている。佐藤監督は「『BLEACH』、この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界<ソウルソサエティ>、虚<ホロウ>、斬魄(ざんぱく)刀(とう)、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに」と期待のコメント。原作者の久保は映画化にあたり「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、BLEACHを知らない人にも楽しんで貰え、BLEACHの読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています」とコメントし、「唯一心配なのは一護の髪の色かなー!あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と早くも仕上がりが気になっている様子。また福士は「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
映画『BLEACH』は2018年に全国で公開!
監督:佐藤信介
原作:「BLEACH」久保帯人(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
出演:福士蒼汰ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画