2014年に公開され、大ヒットを記録した『超高速!参勤交代』が“超高速”でリターンズ!幕府から突然の参勤交代を命じられた磐城国(現在の福島県いわき市)の湯長谷(ゆながや)藩。山道を走り抜けなんとか江戸への参勤を果たした彼らだったが、参勤交代とは行きが<参勤>、帰りが<交代>。まだ参勤交代は終わっていなかった。一行は故郷を目指し江戸を出発するが、その道中に藩で一揆が勃発、ついには城を奪われるという大ピンチに襲われる。彼らに打ち負かされた老中・松平信祝(のぶとき(陣内孝則))が逆襲を始めたのだった。ふたたび絶体絶命に陥った湯長谷藩。さらなる無理難題に今度はどんな奇策で挑むのか―。
今回のイベントに登壇したのは主演の佐々木蔵之介と深田恭子。イベントでは本作に関するトークが行われたほか、映画タイトルになぞらえてTVチャンピオン(テレビ東京系列)の全国もちつき王選手権で優勝経験もある中谷堂(奈良)の餅つき職人による“超高速!”の餅つきが行われ、劇中で姫を演じる深田から、殿を演じる佐々木にファーストバイトを行うシーンもあった。
着物姿で登場した佐々木と深田。佐々木は「なんとか交代できました」と挨拶し、紅葉柄の着物で登場した深田は「秋っぽく」と笑顔で挨拶した。
改めて本作の印象的なシーンを聞かれた佐々木は「深田さん演じるお咲と祝言を上げるシーンがあって『ああ、姫美しいな』と思ったんですけど、今日お会いして、ますます輝きがある姫を拝見できてとても幸せです」と語り、「着物が本当にお似合いです」と絶賛した。深田は「すごくチームワークが良く、蔵之介さんにお気遣いいただいた」と現場の様子を振り返った。また「勇ましい姿、コメディの部分でもこんな顔をされているんだと、台本以上の演技に驚いてしまいました」と明かした。
続けて、お月見のシーンにちなみに“餅つき”が行われた。今回、奈良の“超高速”餅つきで有名な中谷堂の職人3名が登場し、3人での餅つきが行われると佐々木は「迫力ありました」と驚いている様子で、深田も「想像をはるかに超えたお餅つきで圧巻でした」とコメントした。次に京都の実家で餅つきをやっていたという佐々木が挑戦することに。杵を何度も振り「まだですか?」という佐々木だが、無事つき終わった時には「今日はいいビールが飲めそう」と満足げな様子で語った。ここで、ついた餅を深田が佐々木に食べさせるシーンで、佐々木は「今まで食べたお餅の中で一番おいしい。温かいし、深田恭子さんが食べさせてくれるんですよ、むちゃくちゃおいしい」と笑顔を見せた。
さらに深田はお月見の思い出として仲の良い篠原ともえと浅倉大介とお月見をし「大きな望遠鏡で、何秒かごとに計測しながら動かしていく本気のお月見でびっくりした」とエピソードを語った。
最後に深田は「前作以上の作品になっていると思いますので広めていただければ」、佐々木は「超高速で餅つきして汗をかきました。超高速で走って汗をかきました。汗かいた分おもしろく笑える作品になったと思っています。劇場で声を出して笑える時代劇になったと思います」と本作をアピールした。
映画『超高速!参勤交代 リターンズ』は2016年9月10日(土)より全国で公開!
監督:本木克英
出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey!Say!JUMP)、柄本時生、六角精児、古田新太、近藤公園、渡辺裕之、中尾明慶、富田靖子(特別出演)
配給:松竹
(C)2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会